昨日はフォトグラファーでほめほめマイスターの知美さんに写真を撮っていただきました。
２度目の今回は日本庭園で、ということだったので、お気に入りの浴衣で。
自分で選んでおきながら和装での写真撮影にどんなしぐさや表情をして良いのか戸惑いました。
が、知美さんのほめ上手に乗せられながら、いつの間にか地の出る私。
汗だくなのもお構いなく、楽しく撮影していただきました。
そして最後に無修正の写真を流し見しさせていただきながら、大口空けて笑っている写真にふと目が留まりました。
母の面影を見たからです。
両家に反対され駆け落ちして一緒になった両親。
子供ができて父の家に迎えられてからも母はずっと苦労続きでした。
でも負けず嫌いなせいもあり私にはあれこれ愚痴をこぼしても、人前ではいつもニコニコ笑顔でいる人でした。
年を追うごとにその笑顔は肝が据わり、愚痴が諦めに変わってからか、大口開けて「ハッハッハー」と笑うようになりました。
不格好で美しい母の笑顔。
昨日はちょうど１３回目の母の命日。
そして図らずも身につけていた足袋は母の形見のものでした。
笑顔でいることがしあわせに導くことを母は知っていたのかもしれません。
同じ笑顔の写真を見て、母が今でも私の命の中にいることを感じました。
そして母と同じような道を歩んできた私に、母が「安心しているよ、これからもしあわせにね」ってメッセージをくれた気がします。
笑顔はしあわせへの切符。
これからも飛び切りの笑顔で、しあわせに生きていきます。
いつも素敵な写真を撮影してくださる知美さん
昨日は母と繋いでくださり、さらに感謝です！
