久々の更新です・・・。(^^;
ひまわり教室のグループコースでは活動の後半にSST(ソーシャルスキルトレーニング)を行います。
コミュニケーショントレーニングを中心にゲームや話し合いなどを行っています。
2月のある日の活動が始まる前、SくんとMくんがゲーム機を使って遊んでいました。活動前の過ごし方は基本的に自由にしていただいています。
その日、Yくんという男の子がそのゲームを見たいと思ったのか、ぐんっと顔をゲーム機に近づけました。急に顔が近づいたことでMくんはとても驚いて「やめてよ!」と伝えました。Yくんは「あ、ごめん。」と言って一度離れるのですが、また気になってぐんっと顔をゲーム機に近づけてしまいます。
何度か続くうちにSくんも「いい加減にしろよ!」とYくんに厳しく注意をしました。そのことでMくんも「まったくだよ。いい加減にしてくれよ。」と伝えています。Yくんは、また「あ、ごめん。」というものの、少し経つとまた近づいてしまう・・・。そんなことがしばらく続きました。SくんとMくんは連帯意識が高まっていったのか「まったく!困るよな!」「ほんとだよ。」と言っていました。
その時・・・私の心の中はざわざわしていたのです・・・。そのざわざわは、まるで母性にも似た感覚だったような気がします。Yくんがどんな気持ちでそれを聞いているのだろう・・・と私がしんどくなったのです。Yくんの表情を見ると意外と落ち着いた表情をしていました。でも・・・私の心が落ち着かない・・・。
そこで、その日のSSTの時間、そのことをみんなに素直に話しました。「先生が悲しい気持ちになってしまって困っています。活動前は自由に過ごしていいと思うのだけど、でもこんな気持ちにはなりたくないから、どうしたらいいかな・・・?」と。
「ゲーム中止にすれば!」といったKくん。「ぼくもそれがいいと思うよ。」というAくん。するとSくんが「ぼくは、この日のこの時間しかゲームができないんだ・・・。」
Mくんは「もっと優しく言うように気を付けますから・・・」と。Yくんは「ん~ぼくは本を読むことにするよ。」と。
「ゲームは禁止!」と伝えてしまうのは、大人にとって簡単かもしれない。物事を早く決めないといけない時はそれも大事。
でも、ひまわり教室だから・・・みんなで話し合いたかったのです。結局「そうだな。先生はゲーム機に悲しくなったんじゃなくて、言葉に悲しくなったんだ。だからゲーム機を中止にしていいかどうか分からないから、ゆっくりみんなで考えていこう。」ということで終えました。
その後、SくんとMくんはゲーム機を持ってきています。Yくんはちょっと気になりつつも他のことをしています。SくんとMくんの言葉も心なしかやさしく感じます。
ひまわり教室のルールは「自分も相手も気持ちよくすごしましょう。」です。
これからも、みんなと一緒に考えていきたいと思います。