大宮さんBL前提のお話です。
苦手な方はご注意を///。
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照れながらも真剣に話す相葉さん。
ふと・・・伏せた真剣な瞳に。
一瞬どきっとする。
相葉さんって。
こんなに男臭かったっけ・・・って。
テーブルに置かれた手。
大きくて・・・節がゴツゴツしている。
明るくて優しくて楽しい相葉さんだけど。
まぎれもなく・・・れっきとした男で・・・。
・・・。
・・・。
相葉さんは。
潤君をどうしたいんだろう・・・なんて変な事考えちゃって///。
あわてて話に集中し直す。
相葉さんも・・・ちょっと混乱してるのか・・・あちこち話が飛んだりしたけど。
話を要約すると・・・こういうことだった。
昨夜。
ベロベロに酔っぱらった潤君を。
両サイドから櫻井さんと相葉さんで支え駅へと歩いていた時。
途中で・・・急に潤君が。
「櫻井さんの唇気持ちよさそう。」・・・と言って。
奪うようにして・・・櫻井さんにちゅうしたんだって。
え・・・って思った相葉さんがビックリして見てたら。
「なに。相葉さんもしたいの?」って言われて。
・・・で。
「俺ね。うんって言っちゃったの。」
「・・・ぇ///。」
「だってなんかさ。二人・・・ちゅうしてんの見せられたらさ///。」
「・・・。」
「俺も・・・てなっちゃって。」
「なっちゃって・・・って・・・え・・・で・・・ちゅう・・・した・・・の?」
「///ぅん・・・。」
「え・・・ちゅう?」
「ぅん・・・ちゅう///。」
「・・・。」
「だってさ・・・ちゅうが・・・」
「ちゅうがどうした。」
え。
相葉さんと同時に。
はじかれたようにして・・・声のする方を向く。
・・・とそこには。
「ぇ・・・ぁ・・・大野さん!?。」
「・・・。」
「ぅ・・・わ・・・やべ。」
「・・・。」
すぐそこに立っている大野さん。
全然・・・話に夢中で。
気づかなかった。
なんでここが・・・って思ったけど・・・でも。
多分昼間の・・・相葉さんの態度でばれたんだと思う。
店だって・・・僕達が会うと言ったらここかあの居酒屋しかないし///。
全部バレバレってこと///。
って言うか大野さんって。
さっきの櫻井さんの時もそうだけど。
こんな風にして時々気配を消すから・・・だから。
突然そこに存在してて・・・驚く事がある。
無言で。
真顔で。
僕達を見下ろす大野さん。
ずっと・・・立ったままで。
その・・・ポケットに両手を突っ込んで・・・軽く足を開いて立ってるから。
立ち姿が。
・・・。
・・・。
かっこいい///。
じゃなくて///。
アルバイトの・・・いつもいるJKが。
この僕達の空気に気づかないのか。
怖い物知らずなのか。
「ご注文お決まりですかぁ?」
と。
立ったままの大野さんに。
にこやかにほほ笑みかけている。
なんか・・・うん。
若さってすごいね。
そのJKを見もしないで・・・こっちを見たまま注文する大野さん。
「ドリンクバー。」
「かしこまりましたぁ。あちらにありますのでご自由にどうぞぉ♪」
「・・・。」
コン・・・とテーブルに水を置くJK。
妙に明るい声が。
余計に場を静かに感じさせる。
どれくらい三人・・・固まっていたのか。
突然すっと・・・大野さんが体を流すように動かすと。
相葉さんの隣にドスンと腰を下ろし。
ぐいぐいと・・・無言で相葉さんを押す。
相葉さんは。
あ・・・とかわ・・・とか言いながら。
ずりずりと・・・大野さんに押され奥へとスライドしていく。
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・で?」
しばらくの沈黙の後。
まさかの・・・第一声は大野さん。
真横の相葉さんを見て。
「・・・で?」・・・って言ってる。
.
つづく
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作者のナツコです。
読んでくださって、ありがとうございました。
お話はまだまだ続きます。
毎日8時20時に更新の予定でございます。
あちらへは終話後に一気にアップさせていただきますね。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪
また今後・・・ですが。
お話更新中のコメントにつきましては。
お返事お休みさせていただきたいと思っております。
ネタバレの危険と///。
お返事が時差になってしまう可能性がありますので///。
ご了承いただけたら・・・と思ってます。
もちろん。
頂けるコメントはとても嬉しく拝見いたします♡