十一月の想い人たち⑥ | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
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大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

 

「あの・・・櫻井さん。」

 

「・・・ん?」

 

「その・・・昨夜・・・なんですけど・・・。」

 

「・・・ぅん。」

 

「えと・・・潤君と三人で・・・相葉さんと・・・。」

 

「・・・。」

 

「何か・・・あの・・・帰る時に・・・その・・・」

 

「・・・。」

 

 

 

じっと。

 

僕を見つめる櫻井さん。

 

話の途中で。

 

僕は何を聞いているのかわからなくなっちゃって///。

 

なんか・・・櫻井さんに聞く事じゃないか・・・なんて思い始めて。

 

やっぱりやめよう・・・と。

 

そう・・・思った・・・ら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ~///あのさ・・・お花屋さん。」

 

 

 

そう言うと。

 

櫻井さんが・・・くしゃっと後ろ頭をかき。

 

ずんっと僕に近づいてきた。

 

そしてすごくさりげなく・・・すっと僕の肩を抱くと。

 

そのまま・・壁の方を向いて。

 

壁際で。

 

急に・・・コソコソと話始めた。

 

誰もいないし薄暗いんだから。

 

こんな風にしなくてもいいのに。

 

 

 

「あのね。あの・・・さ・・・。」

 

「・・・はい。」

 

「その・・・ほら・・・松本君?のこと・・・なんだけど・・・。」

 

「潤君?」

 

「ちょ///声大きいから///。」

 

 

 

ぐいっと抱き込まれ。

 

ほぼほぼ・・・櫻井さんの腕の中に入りこみ。

 

顔がぐぐっと近づく。

 

ふわっと香る・・・コロンの香り。

 

壁にも・・・もっともっと近づき。

 

視界が暗くなる。

 

だから///誰も・・・聞いてないと思うけど・・・。

 

って言うか櫻井さんも潤君のことなの?

 

櫻井さんの声が・・・コソコソからヒソヒソ声になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「その・・・ね・・・松本君なんだけど・・・。」

 

「・・・はい・・・。」

 

「なんか・・・別れたんでしょ?彼女と先月。」

 

「そうです。」

 

「・・・そっか・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・でも・・・それがどうし・・・」

 

「あのさ・・・松本君ってさ。」

 

「・・・はい。」

 

「・・・その・・・まああの・・・男同士・・・とか・・・?」

 

「・・・はい?」

 

「や・・・ぁ///うん・・・だから・・・あの・・・。」

 

「・・・。」

 

「あ・・・だからさ///その・・・お花屋さんと智君みたいな・・・。」

 

「・・・?」

 

「そういうその・・・付き合いっての?」

 

「・・・。」

 

「・・・あり・・・なのかなぁ・・・って・・・。」

 

「・・・ぇ・・・?」

 

 

 

え。

 

・・・え?

 

それ・・・って・・・。

 

それってつまり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぇ・・・櫻井さん・・・もしかして潤君のこと・・・」

 

「や///いや・・・そうじゃなくて///あ・・・いや・・・そうって言うか・・・。」

 

「・・・え。」

 

「や///だからつまりさ・・・そういう・・・っ・・・いってぇ!」

 

「・・・!」

 

 

 

一瞬の出来事。

 

櫻井さんがぐぐっと・・・壁に押しつけられた。

 

その後ろにぴったりとくっついているのは・・・大野さん。

 

櫻井さんの腕を後ろ手にねじり上げている。

 

なんか・・・ぇ・・・ちょっとデジャブ。

 

って言うかいつの間に・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「痛い痛いっ!」

 

「・・・。」

 

 

 

櫻井さんを見下ろすようにして見ている大野さんが。

 

その顔が真顔で。

 

冗談でやってるんじゃないってわかって。

 

一瞬で空気が冷える。

 

チラリと見えた瞳からは・・・全然温度が感じられなくて。

 

でも・・・そんな本気の大野さんを見たら。

 

・・・。

 

・・・。

 

僕に対する独占欲を感じて。

 

こんな時なのに・・・体の奥がゾクってして。

 

熱い吐息が漏れる。

 

この人が・・・この僕にこんな風になるなんてって・・・そう思ったら。

 

思わず・・・なんかふらつきそうで。

 

無意識にきゅっと手を握りしめていた。

 

 

 

つづく

 

〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

作者のナツコです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

お話はまだまだ続きます。

 

毎日8時20時に更新の予定でございます。

 

あちらへは終話後に一気にアップさせていただきますね。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪

 

また今後・・・ですが。

 

お話更新中のコメントにつきましては。

 

お返事お休みさせていただきたいと思っております。

 

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ご了承いただけたら・・・と思ってます。

 

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