十一月の想い人たち② | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 このお話は続々々編です。

 

本編は→「春嵐」

 

続編は→「六月の二人」

 

続々編は→ 「八月の恋人たち」

 

でございます♪

 

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

そっと・・・手を伸ばし。

 

大野さんがいたシーツの上をなでる。

 

もう・・・冷たくなっちゃってて。

 

僕は・・・まだ少し寝ぼけていたけど。

 

保温しなくちゃって思って。

 

毛布の端っこをぐいんって引っ張って。

 

なんとかシーツの上へとかぶせた。

 

この・・・手触りのいい毛布も。

 

つい最近買ったもの・・・だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕と大野さんは・・・一緒に暮している訳ではない。

 

確かに僕のものはこの部屋にかなり増えたけど。

 

一緒には住んでいない。

 

それでも・・・週の半分は僕は大野さんちに来ていて。

 

こうして泊まっている。

 

一緒に暮すってこと・・・僕は考えてみたことはあるけど。

 

でも・・・なんか・・・ね。

 

大野さんはそういうこと何も言わないし。

 

あ・・・僕からも言ったことはないけど///。

 

でも大野さんって多分・・・一人の時間とか。

 

大事にしそうだし。

 

それに真面目だから・・・大野さん。

 

そういうのはまだ早いって///思ってるかも。

 

潤君いわく・・・いろんなことがかなりスローペースな僕達だから///。

 

って言うかそもそもの一番の理由が。

 

僕が実家を出る大きな理由がないってこと。

 

仕事場である潤君ちの花屋は近いし。

 

別に両親と仲も悪くもないし。

 

だからもし今。

 

僕が家を出るってなったら・・・それなりの理由が必要で。

 

でも・・・その理由が見つからないから。

 

だから・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

ふわぁ・・・とあくびが出る。

 

一緒に暮したら。

 

何か・・・変わるのかな。

 

一緒に暮すって・・・つまり・・・どういう事なんだろう。

 

いつも・・・いつも一緒にいるってこと・・・だよね・・・。

 

僕は・・・うん。

 

そう・・・したい・・・けど。

 

大野さんが望んでくれるなら・・・そうしたいけど。

 

・・・。

 

・・・。

 

大野さん・・・は。

 

・・・。

 

・・・。

 

どう・・・思ってるんだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ。

 

寝ちゃった。

 

僕寝ちゃってた・・・よね?・・・今。

 

目を開けると・・・やっぱり暗闇。

 

あ・・・れ?

 

さっきから・・・どれくらい時間が経ったんだろう。

 

ゴソゴソと隣で動く人影。

 

ああ・・・きっと。

 

今大野さんが戻ってきたんだ。

 

それで・・・起きたってこと・・・?

 

でも・・・うん。

 

やっぱり眠い。

 

夢うつつ・・・な感じ。

 

トイレ行きたかったけど。

 

もうこのまま寝ちゃおうって・・・そう思って。

 

横向きのまま目を閉じようと・・・した・・・ら。

 

僕の体に触れる・・・大野さんの手を感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは。

 

僕の体にかかった布団の上から。

 

すっと・・・体をなでられる感覚。

 

暗闇だからあんまり・・・よく見えなくて。

 

触れられるその感触だけがすべて。

 

横を向いた僕の。

 

肩から・・・すっと背を滑り落ち。

 

そしてそのまま腰をなで。

 

するり・・・とお尻に触れると。

 

すすっと足へと移動する大野さんの手。

 

あまりにも滑らかな動き。

 

大野さん・・・寝転んでないの?

 

その手が・・・僕の足先に触れる。

 

裸足の指。

 

布団から・・・足先が出ちゃってたみたい。

 

大野さんの手の感触がダイレクトに伝わって来る。

 

・・・。

 

・・・。

 

あったかい。

 

見えないけど・・・大野さんの動きを感じる。

 

布団の下の毛布でくるんと僕の足先をくるむ大野さん。

 

ぎゅっぎゅっと・・・足の下に毛布だけを入れ。

 

出ちゃわないようにしてくれている。

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

作者のナツコです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

お話はまだまだ続きます。

 

毎日20時に更新の予定でございます。

 

あちらへは終話後に一気にアップさせていただきますね。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪

 

また今後・・・ですが。

 

お話更新中のコメントにつきましては。

 

お返事お休みさせていただきたいと思っております。

 

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お返事が時差になってしまう可能性がありますので///。

 

ご了承いただけたら・・・と思ってます。

 

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