sugarおまけ⑦♪ | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

 

 

こちらは大宮さんBL物語です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

こちらは続編です。

 

本編はこちらからどうぞ♪

 

  ↓

「sugar①」

 

 

 

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜

 

 


「きゃっきゃ言ってんのよ。コンビニでも。」

 

「・・・。」

 

「総務の中島君がかっこいいとかさ。」

 

「・・・。」

 

「宅配業者の長瀬さんがかっこいいとか。」

 

「・・・。」

 

「潤君はかなり人気だし。」

 

「・・・。」

 

「翔ちゃんや雅紀の名前も出る。」

 

「・・・。」

 

「もちろん先輩の名前もね。」

 

「・・・。」

 

 

 

軽く睨まれる。

 

いや・・・俺から言わせれば。

 

ニノの噂も聞くけど?

 

 

 

「だからさぁ。」

 

「・・・。」

 

「先輩にはさぁ。」

 

「・・・。」

 

「恋人いるって顔してほしいのよぉ。」

 

「・・・。」

 

 

 

それは。

 

どんな顔・・・?

 

すっと・・・自然にニノが。

 

俺の指に指を絡める。

 

 

 

「うーさんに今日言われたからじゃないよ。」

 

「・・・。」

 

「前から思ってたし。」

 

「・・・。」

 

「それで俺・・・シャンプー変えてもらったんだし。」

 

「・・・。」

 

「ネクタイとかハンカチとかもさ・・・ほら・・・趣味を変えればさ。」

 

「・・・。」

 

「気づくじゃん女子って・・・あ・・・彼女できたんだ・・・みたいな。」

 

「・・・。」

 

 

 

そんなもんなのか?

 

気づくのか?

 

って言うかニノ・・・そんな事考えてたのか。

 

そこまで。

 

考えてたのか。

 

俺の事を。

 

 

 

「そうすれば・・・ちょっかいかけてこないかなって思ってさ。」

 

「・・・。」

 

「でも今日うーさんの話聞いて・・・ダメ押ししなくちゃって思って。」

 

「・・・。」

 

「だから・・・お弁当なの。」

 

「・・・。」

 

「手作りのさ・・・ちゃんとしたお弁当持って行けばさ・・・。」

 

「・・・。」

 

「ほぼ完璧でしょ?」

 

「・・・。」

 

 

 

自慢気に・・・くん・・・とあごを上向きにして言うニノ。

 

かわいいな。

 

かわいい。

 

何がほぼ完璧なのか・・・もう。

 

あんまりよくわからないけど・・・でも。

 

・・・。

 

・・・。

 

ニノがかわいい。

 

ずっとずっと。

 

そんな風にして俺の事考えてるのか・・・って思うと。

 

もうさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ニノ・・・。」

 

 

 

ちゅっと口づけた。

 

でも。

 

一度じゃ足りなくて。

 

その細い首を引き寄せ。

 

ちゅっちゅっと・・・柔らかい唇に何度も触れ。

 

そのまま・・・するっと舌を滑りこませニノのソレと絡めた。

 

ニノの手が・・・俺の首にまわる。

 

引き寄せ引き寄せられ。

 

バランスを崩しそうになりながら・・・その背に手を添え。

 

ぎゅっと抱きしめた。

 

でも。


ぐぐっと・・・ニノが俺に乗り上げた拍子にテーブルに体があたり。

 

その音に二人で慌てる。

 

同時に振り向き・・・テーブルの上のグラスを確認する。

 

一瞬の静けさ。

 

互いにテーブルの上の無事を確認して・・・から。

 

軽く顔を見合わせて笑い合う。

 

と・・・そのままの軽いノリでニノが言った。

 

 

 

「シ ちゃう?このまま。」

 

 

 

いたずらっ子のような顔。

 

半分本気・・・半分冗談みたいに言う。

 

今までさんざん俺が断わってきたから・・・だから。

 

あんまり本気で誘ってないのがわかった。

 

そんなニノに・・・申し訳なくて。

 

俺は即答した。

 

 

 

「うん。 シ よう。」

 

「・・・ぇ。」

 

 

 

びっくり顔のニノ。

 

そんな・・・まぬけな顔するんだ・・・って言うくらい。

 

目がまんまるで口もあいてて。

 

でも。

 

やっぱりかわいくてたまらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シ よう。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・へ・・・ぇ・・・。」

 

「・・・え?」

 

「そっか・・・。」

 

「・・・な・・・に。」

 

「そう言えば・・・しゃべってたよねぇ雅紀と昼に。」

 

「・・・。」

 

「ふぅ~ん・・・。」

 

「・・・な・・・なに///。」

 

 

 

さぐるように・・・上目づかいに俺を覗き込むニノ。

 

なぜか。

 

何も悪いことしていないのに。

 

目が合わせられない。

 

・・・。

 

・・・。

 

いろいろと。

 

ばれた気がする。

 

もしかしてこれは。

 

俺だけじゃなくて。

 

雅紀君にも・・・やばいことなのか?

 

 

 

「ヤ・・・でも俺は///」

 

「フフ・・・ぅん・・・ シ よ。」

 

「・・・ニノ・・・。」

 

「先輩の気が変わらないうちに。」

 

「・・・変わらないよもう。」

 

「・・・そう?やっぱりやめた・・・とか言わない?」

 

「言わないよ。俺だって シ たかったんだし。」

 

「・・・へぇ・・・。」

 

「・・・。」

 

「我慢なんてしなくていいのに。」

 

 

 

するっと。

 

頬をなでられる。

 

優しく微笑むニノ。

 

そうだな・・・もう。

 

我慢なんてしなくていいんだもんな。

 

俺は・・・そんなニノにもう一度口づけた。

 

 

.

 

つづく

 

 

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜

 

ご訪問ありがとうございます。

 

毎日0時8時16時の更新です。

 

少しですが・・・その後のsugarの二人。

 

楽しんでいただけたら嬉しいです♪