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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

あちらで書かせていただいたShortStoryです。

 

「over」のアンサーストーリーです。

 

「over」はこちらからどうぞ///→「over」

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

 

~Side.N~

 

 

 

「『好きだ。』・・・ねえ・・・。」

 

「///。」

 

「やっぱり直球はぐっとくるよね。」

 

「そう・・・ですね///。」

 

「好きだ・・・か。」

 

「・・・。」

 

「まっすぐな人・・・なんだね。」

 

「・・・はい・・・。」

 

 

 

そう。

 

まっすぐで・・・そしてとても素敵な人。

 

だから。

 

もしかしたら。

 

もう・・・すでに。

 

誰か・・・が。

 

隣にいるかもしれない。

 

待たなくてもいいから・・・と。

 

僕・・・言ったし。

 

・・・。

 

・・・。

 

言わなければよかった。

 

あんな言葉。

 

でも。

 

・・・。

 

・・・。

 

あの人の3年間を。

 

僕のためにちょうだい・・・なんて言えなかった。

 

そんな事。

 

言えない。

 

言えないよ。

 

 

 

「あ~・・・思い出したの?」

 

「・・・っ・・・っく・・・。」

 

「・・・切ないね。」

 

「ひ・・・っく・・・。」

 

「じゃあ・・・今日は俺が・・・。」

 

「・・・。」

 

「その・・・智の代わりをしてあげる。」

 

「・・・ぇ・・・。」

 

「ぁ・・・大丈夫・・・襲ったりはしないから。」

 

「・・・。」

 

「人肌・・・恋しい時って・・・あるよね。」

 

「・・・。」

 

 

 

そっと近づいてきたタツヤさん。

 

そして。

 

僕を。

 

静かに抱きしめた。

 

 

 

「これは・・・友情。」

 

「・・・。」

 

「俺の・・・和君への友情だからね。」

 

「・・・。」

 

「へこんで泣いている大事な友人を・・・元気づけるためのモノ。」

 

「・・・。」

 

「だから・・・智に後ろめたい思いも持たなくていいからね。」

 

 

 

どこまでも・・・優しいタツヤさん。

 

抱きしめられたぬくもりが。

 

懐かしくて。

 

すがりたくなる。

 

そして。

 

タツヤさんに抱きしめられて気づく。

 

僕は・・・こんなにも。

 

包まれることを願っていたんだ・・・と。

 

寂しくて。

 

寂しくて寂しくて。

 

しかたなかったんだって。

 

気付いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一緒に寝よう・・・と言われ。

 

絶対に襲わないから大丈夫・・・と。

 

そう言いながら。

 

二人でベッドに横になった。

 

智以外の人と。

 

こんな風にしたことなかったから。

 

ちょっと緊張しちゃったけど。

 

でも。

 

ぬくもりが心地いい。

 

 

 

「何でも言って。」

 

「ありがとうございます///。」

 

「あ・・・腕枕とか・・・する?」

 

「・・・ぁ・・・いい・・・ですか・・・?」

 

「いいよ・・・あ~緊張する///。」

 

「フフ///。」

 

 

 

すっと腕を出され。

 

そして・・・その腕の中に入り込んだ。

 

智とは違うけど・・・でも。

 

暖かくて。

 

落ち着く。

 

タツヤさんが・・・僕の髪をなでながら。

 

まるで独り言のように言う。

 

 

 

「俺が智なら・・・。」

 

「・・・。」

 

「絶対待つよ・・・3年間。」

 

「・・・。」

 

「こんな・・・かわいい子・・・。」

 

「・・・。」

 

「俺なら手放さない。」

 

「・・・。」

 

 

 

その言葉が。

 

嬉しいんだけど・・・でも。

 

本当の智は・・・どうなんだろう。

 

・・・。

 

・・・。

 

僕には苦笑いしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.つづく

 

 .