ひとつ前にプレゼント記事がございます♡
こんばんは♡
もう・・・札幌参戦から約2週間が経ちました。
未だに・・・五人で踊る嵐さんが思い出され。
あれほど・・・見るのを躊躇していた過去のライブ映像をもうずっと見ています。
(アラフェス2020とThis is嵐はまだ見れていませんが・・・///もう時間の問題かと///)
暇さえあれば嵐さんの曲を聞き。
どっぷりとつかっていて・・・幸せな時間を過ごしています♡
そして・・・もうずっと書きたいと思っていたお話・・・が。
あるきっかけで待ったなしで脳内に降り注ぎ・・・///。
夢中で書いたものが出来上がりましたので・・・ご紹介です。
にのあいさん風味ですが。
大宮物語です。
まずは・・・タイトル(曲名)伏せてのご紹介・・・です///。
でもきっとすぐばれてしまうと思うので///。
明日にはちゃんとしたタイトルでアップいたします♡
毎日20時にアップ予定の・・・数日で終わる短いお話です。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
では・・・どぞ♡
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「やばい・・・ちょっと遅くなっちゃった!」
駆け足で自転車に近づき。
チェーンを外すと同時にサドルをまたぎ。
大きく踏み込んで・・・立ったままペダルをこぎだした。
少し明るくなり始めた空。
明け方の空気はひんやり冷たい。
俺は・・・コンビニの深夜バイトを終え。
同じくファミレスの深夜バイトを終えたはずの和君を迎えに自転車で走っていた。
幼馴染の和君は・・・なんでも俺のマネをしたがる。
今のバイトだって・・・俺が大学生になって深夜バイトやり始めたらすぐにマネしたがって。
でも和君は一つ下だから・・・1年我慢して大学生になってから深夜バイトをやり始めた。
本当は俺と同じようにコンビニバイトしたかったみたいなんだけど。
母親から危険だからコンビニはダメって言われてファミレスでバイトすることになった。
しかも・・・深夜勤務は大学の授業に響かないように週末の2日間限定だった。
俺と同じバイトをしたかった和君はかなり残念がっていたけど・・・。
まあでも俺も・・・ファミレスの方が安心だけどね。
とにかく和君はなんでも俺のマネをする。
それは幼い頃からそう。
俺が濃い緑色のランドセルを買ってもらったら。
和君も同じ色のランドセルを買ってもらい。
小学生になってからも・・・長袖や半袖に切り替える日はいつも一緒。
朝迎えに行く俺と同じ色味の服にしたくてよく着替えていた和君。
和君は寒がりだから・・・俺が季節先取りで半袖なんか着ちゃうと。
和君もがんばって半袖を着ちゃって風邪ひいちゃうから。
俺は・・・子供なりに少し気を使って。
和君にあわせて服を選んだりしていた。
中学は制服だったからそういうことはなかったけど。
それでも俺にべったりで・・・本当かわいい弟みたいな存在だった。
・・・弟。
そう・・・思えるようになるまでは。
いろんな葛藤があって・・・だって・・・。
「まーくん!遅いっ!」
「ごめんごめん////!」
ウエストポーチみたいな小さなカバンを斜め掛けしている和君。
そのそばできゅっと・・・自転車を止めた俺。
和君はすぐに・・・俺の後ろにまわると・・・立ち乗りをし俺の肩につかまった。
「レッツゴー!」
「それ俺のセリフじゃね///?」
「いいから。安全運転でね!」
「はいはい///。」
走り出す。
自転車の後ろに。
和君の体温を乗せて俺は・・・走り出した。
後ろで立っている和君が・・・少し腰をかがめて。
俺の耳元で・・・ずっとしゃべっている。
バイト中のファミレスであった出来事を・・・しゃべっている。
それもいつものこと。
アルバイト始めてからもうけっこう経っているから。
仕事にも慣れて・・・いろいろ観察しているようで。
話すのは・・・いわゆる深夜の常連さんの話。
話に登場してくる人はだいたいもうわかっていた。
いつも夜中ずっといる・・・私服なんだけど多分JKの女子二人組の話・・・とか。
漫才のネタを考えているお客さんの話。
絵を描いているお客さんの話。
ずっとスマホゲームしているお客さんの話。
仕事帰りのキャバ嬢が勉強している話。
寝ているサラリーマン。
そんな常連さんの話に加えて。
深夜3時にテイクアウトで10人前のピザを買って帰った人がいた・・・とか。
和君は・・・全部そういう出来事を俺に教えてくれる。
「ロードサイドだからけっこう忙しいんだよね深夜でも。」
「うちのコンビニも。おっきな駐車場あるし。」
「ぁ・・・ちょっと止まって。そこの自販機。」
「・・・。」
お望み通りの自販機で止まる。
和君は・・・HOTのコーンポタージュを買うと少し飲んで。
当然のように俺にそれをわけてくれた・・・けど。
俺・・・知ってるんだ。
このコーンポタージュは。
和君が飲みたくて買ってるんじゃなくて。
俺のために買ってくれてるってこと。
バイト終わりに待ち合わせして。
和君を自転車で迎えに行って家まで送る俺への・・・たぶんお礼。
こういうとこホント・・・かわいいんだよね。
淡い恋。
きっと俺の初恋は和君だったと思う。
今もかわいいけど・・・幼い頃の和君はホント天使みたいで。
ちっちゃくてニコニコしていて。
いつも俺の後を追いかけてくるすごくかわいい存在だった。
親同士も仲が良かったから・・・いつもいつも一緒にいた。
だから・・・他の人と仲良くしているとちょっとやきもちやいちゃって。
小学生の時なんかは・・・なんか手紙とか書いちゃって・・・///。
恥ずかしくなって校庭の端っこに埋めたけど。
あとから・・・見つかったらやばいって思って掘り起こそうと思ったのに。
見つけられなくてそのままの・・・和君への手紙。
もう・・・なんて書いたか忘れちゃったけど。
好き・・・とかなんとか書いた気がする///。
「あと全部飲んでいいよ。」
たいして飲んでないくせに。
俺にそんなこと言う和君。
少し天邪鬼だけど・・・かわいくて優しい和君。
未だにやっぱりちょっと。
時々ドキドキしちゃって。
ソワソワしたりする時もあるくらい・・・和君はかわいい。
今だって。
朝焼けに赤く染まる頬が・・・本当にきれいで。
ふっくらしていて。
おもわず触れそうになっちゃうくらいで。
でも約束したから。
二人はずっと親友ね・・・って。
小学生の時に言われて。
親友って・・・嬉しかったけど・・・そっかぁ・・・って思って。
恋人にはなれないよなぁ・・・なんて思って。
それからずっと。
その約束を守っている。
何があっても親友・・・って。
その約束をずっと・・・。
しばらく休憩?みたいな感じで止まっていたけど。
その間もずっと・・・おしゃべりしていて。
同じ大学だから・・・俺と和君は。
だからゼミの話とか。
サークルの話とかして。
ぁ・・・ちなみにゼミもサークルも同じ。
そして・・・朝和君を迎えに行って俺のこぐ自転車で駅まで行って。
そこから電車に乗って大学へと通っている。
そう・・・俺はいつも自転車をこいでいて。
和君はいつも俺の後ろに乗っている。
俺は・・・そんな時間がすごく好きで。
何気ないことをおしゃべりしているこの時間が大好きで。
まるで世界に二人だけみたいで。
すごく自由を感じられるから。
だから・・・いつも和君を迎えに行くときはウキウキしていた。
話の途中で。
ふっと・・・視線を遠くに投げた和君。
登り始めた太陽をまぶしそうに眺め。
でも・・・微動だにしない。
すごくキレイなんだけど。
なんだか・・・朝日に溶けていくかのように儚くて。
どこかへ行ってしまいそうに・・・遠くに感じて。
そんな風に感じるの・・・初めてだったから。
ちょっと慌てて俺は。
「和君・・・そろそろ行こっか。」
そう言ってくいっと・・・最後の一口を飲み干すと。
缶の底をトントンたたいて・・・粒を全部口に入れ。
缶をゴミ箱に捨てた。
「・・・和君?」
動かずに。
まだ・・・じっと立ったままの和君。
しばらくそのままでいた・・・けど。
「・・・ねぇ・・・。」
俺の・・・顔を見ずに和君が言った。
・・・?
何か。
言いたい?
なに・・・どうしたの・・・?
「ん?」
そう言って。
じっとしたまま・・・和君の顔を見ていたけど。
見ていたのに・・・見られているのに気付いているはずなのにこっちを見ない和君に。
ちょっとだけ・・・なんか。
あれ?・・・て違和感を感じて。
そのままでいたんだけど。
和君が。
「ぅうん・・・なんでもない。行こ。」
と言うから。
俺は・・・俺も。
うん・・・って言って・・・自転車にまたがった。
つづく