Netflixで。

史劇に飢えて彷徨った挙句ここにたどり着きました。

 

 

 

「新米史官ク・ヘリョン」 全20話

 

 

 

何度か冒頭だけかじっています。

 

ウヌくんだというのと このポスターの感じ

どうせ軽めのいちゃいちゃラブ史劇だろうと敬遠しておりました。

 

 

でもどうしても何か史劇が見たくって 

よく考えたらタイトルが「新米史官」だし もしかしたらお仕事部分多いかもと

藁にもすがる思いで再チャレンジ。

 

 

最初2話くらいはキラキラ史劇風ですが

 

タイトル通り ヒロインが宮廷入りしてから俄然面白くなりました。

 

 

 

思ったよりだいぶラブなシーンは少な目。

でもその少ない部分がぎゅっと濃くてバランスが良かったです。

 

 

なのでラブラブ史劇がお好みな方にはちょっと物足りないかもしれません。

 

 

本格史劇のほうが好きな私には好みでした。

 

 

ウヌくんもとても良かったです。

避けてごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとチャングムとかトンイちっく。

 

女性が「女官」としてではなく試験受けて官職につくお話です。

 

 

何が違うって 

 

女官は基本的には王様の花嫁候補

 

 

このドラマではヒロインは男性と対等な立場としてお仕事に就くという設定です。

 

 

 

しかも結婚して家に入るのが当然の時代に

おうちにずっと籠るのは嫌だから嫁ぎたくないーという女性たちが登場します。

 

 

女性活躍なんちゃら法的な 史劇でありながらテーマはとっても現代風

この時代の韓国では絶対ありえないはず。

 

 

新しく女性を科挙で採用という斬新な設定を違和感なく描いていました。

 

 

 

彼女たちが働くのは”芸文館”という部署で

所属している史官のお仕事は宮廷内で起こるさまざまな出来事の記録。

 

赤い韓服のおっさんたちがうだうだ言ってるあの定番の会議で議事録とったり

 

はたまた王族1人1人に担当がついて誰と面会して何話したか記録したり。。。

(監視されてるほうはたまらんね)

 

 

 

業務内容は多岐にわたります。

 

 

宮廷内の日常を彼女たちのお仕事を通して描いてるのが興味深くて

とても楽しく視聴しました。

 

 

お給料のもらい方とかもあったよ。

 

 

 

最初は女性が入ってきて面倒くさがってた男性陣も

お仕事への誇りと合わせて段々団結していきます。

 

この芸文館のみんなが個性豊かでお仕事シーン楽しかったです。

 

 

 

 

 

世子のパク・ギウンくんの憂いのある凛とした雰囲気がとても良かったし

(今まで見た中で一番好きだったかも)

 

 

 

ヒロインの上司のイ・ジフンくんもとっても良かった。

史官というお仕事の意義はほとんどが彼の口から語られます。

 

またいつもと同じような堅物・・と思ったら背景や過去もしっかり描かれてて

キャラがしっかりたっていました。

 

私はウヌくんよりこっちかも。

 

 

 

 

回想で出てくる先代の王様がユン・ジョンフンだったり

(史劇似合うのでまたやってほしい)

 

 

 

こちらも回想で

ちょっとだけど久々のアルチョンことイ・スンヒョ見れてテンション上がったり

 

 

 

 

ウヌくん付きの内官 ソン・ジルさんも最高でした。

お付女官のぶちゃいくな2人も含めてのわちゃわちゃ4ショット楽しかったな~

 

 

脇がとっても良かったです。

 

 

 

 

というところでそろそろウヌくんのお話を。

 

 

 

 

ウヌくんは宮廷内に幽閉気味の大君

(王様になる予定ではない王族は世継ぎ争いに巻き込まれることが多いため牽制を受けることが多い)

 

 

 

 

 

袖がふんわりしてたり

パステルカラーの綺麗な韓服ばかりだったり

いろんな衣装が見れてファンにはたまらないかも。

 

 

整ったお顔立ちでまつげ濃くてお人形みたい

イケメンだとは思いますが私の好みではありません。

 

カンナム美人も楽しんだものの ときめいたというより可愛らしくてニヤニヤしながら見ました。

 

 

今回も未成年設定だったりずっと幽閉されてて世間知らずのおこちゃまだったりで

最初は本当に可愛くて またまたニヤニヤして 世間一般とは違う楽しみ方してました。

 

 

そこから恋愛したり 過去に向き合ったりしながら

少しずつ男になってく成長過程がとても良かったですよ。

 

後半は予想外に泣かされたりもしました。

 

 

よく頑張ったね

いい男になったねえ

何故かいつも保護者目線になってしまうみたい(笑)

 

 

ちょっと今後の俳優業の成長見届けたくなってきたかも?

 

 

 

 

 

女性が6つ年上設定なので終始セギョンちゃんのリードで進行

 

一途な年下男子

現代ものではよくある設定も史劇でこういう感じは珍しいと思いました。

 

とにかく可愛らしかったです。

 

 

 

 

セギョンちゃんは現代モノはかなりハズレが多いイメージだけど

史劇は間違いないなと改めて思いました。

 

もうこっちに特化したほうが良いんじゃないかな。

 

 

 

 

史官に権限がありすぎたり

ラストがあっさりしすぎたりの突っ込みどころはあるものの

 

 

史劇には珍しく悪役をあまりクローズアップせず

 

悲劇は過去回想でサラリとで

しかも当事者たちではなく

その子たち目線のお話だったので

 

そこまで悲惨でもなく

(それでも泣いちゃったけど)

 

 

悪役不在が好みな私には見やすかったです。

 

 

 

 

 

全然期待してなかったのが良かったのか

 

かなり夢中で楽しみました☆