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「Be With You いま会いにゆきます」 2018
ソ・ジソブ ソン・イェジン コ・チャンソク
日本でも竹内結子&中村獅童の主演で映画化された市川拓司のベストセラー小説「いま、会いにゆきます」を韓国で再映画化。
夫のウジンに「雨の降る日に、また戻ってくる」という約束を残してこの世を去った妻のスア。
それから1年後の梅雨が始まったある日、ウジンの前に、この世を去る前と変わらない姿でスアが現れる。
しかし、彼女は記憶を失っており、ウジンが誰なのかさえ覚えていない。
それでもウジンは、スアがそばにいることに幸せを感じ、2人は再び恋に落ちるのだが……。
本家邦画を映画館で見て号泣 DVDも持っている大好きな作品のリメイク
ジソブとイェジンさんとか豪華すぎる!とめっちゃ期待していたのですが・・・
細かい部分を(あんなに好きだったのに)結構忘れていたのと
そのままではなくずいぶん韓国風にアレンジされていたので
半分以上別物として見れました。
まず
・初恋推し
主役夫婦は高校の同級生
やたらと過去の回想シーンが挟まれます(いかに夫婦の愛情が深いか強調)
・夫のキャラ
獅童さんは気弱なおとなしめの男性ですが
ジソブは寡黙だけど結構やり手(高校時代は水泳の国家代表)
なので邦版では元々あんまりモテるタイプではなかった男性が最愛の人に去られ
しょぼくれていますが(唯一無二の相手だったという感じ)
韓版では大恋愛の相手に去られてあえて心を閉ざしており色気は駄々洩れ
・ケーキ屋さん
原版では存在感はかなり控えめ
韓版では親友でお店で息子も預かってくれます
何よりコ・チャンソクですからかなりコミカル要員
静かな哀しいお話を彼の存在が明るくしています。
ちなみにパク・ソジュンくんやコン・ヒョジンさんとカメオが豪華なのも見どころ。
<感想>
この2大スターの共演にめっちゃ期待していたものの
あれ?似合わない??
美男美女が並べばそれだけでいいわけじゃないんですねえ。
綺麗系というか涼しい系というか
同じタイプ同士だと味が出ないのかなーとかそんなことを考えながら見ていました。
ゆっくりたどたどしく再び恋に落ち家族になっていく過程が大好きだった原版
だからこそ後半がすごく悲しかったのだけど
とにかくこちらは回想が多く現在部分の展開が速い
(しかも旦那が結構積極的)
なので戻ってきたという核になるファンタジー部分もサラリ
(邦版はここが好きだった)
マイナス要素ばかり並べてしまいましたが
韓国版のほうが断トツに良かったのは子役ちゃん。
この子に泣かされました。
可愛かったし健気でした。
<結論>
やっぱ本家が好きなやつのリメイクは見たらダメね。
(いつも言ってる)
好きだった部分ほど雰囲気描き方が異なっていたのが私にはいまいちでした。
(同じにしたらリメイクの意味ないしそれはそれでいいんだと思います)
いろいろ覗いてたら巷での評判はいいみたいです。
私が違和感抱いた部分が逆にそっくりそのまま魅力だとも言えるかも。
韓国のほうがこういうファンタジーは十八番なので
かえってそこは当たり前のように自然に物語に溶け込んでいて見やすいのだと思います。
ジソブは大人なラブと回想シーンのウブなラブ
そして妻を亡くした父の哀愁
3種類のジソブの色気が楽しめます。
ジソブとイェジンさんのラブストーリーというだけでも貴重なので
リメイクだと思わずにまっさらな気持ちで見ると楽しめると思います☆