東芝 乾電池カミソリ(昭和34年) | なつかし堂の昭和レトロ家電®「小」博覧会

なつかし堂の昭和レトロ家電®「小」博覧会

昭和30年代の家電・生活雑貨を収集しています。平成22年に初の展覧会を大阪で開催して喜んでもらえました。私も嬉しくなり以降、東京・愛媛での展覧会や「懐かしくて新しい昭和レトロ家電」の出版などをしています。品物紹介のブログです。どうぞよろしくです。

電気カミソリは当初、コンセントにつないで使っていました。次にコンセントがなくても使用出来るようにと電池式が登場します。

 

「出勤の途中手軽に使用できるカミソリがあったらとお考えになることでしょう。そのものズバリが東芝乾電池カミソリです」…そのものズバリとは言い切りました!この東芝の乾電池カミソリは、手鏡としても使える電池ケースに単2電池3個を入れて使います。

 

取扱説明書には、発売の前年に東京−大阪間を6時間50分で運行を開始したビジネス特急「こだま号」の車内で、この乾電池カミソリを使っている男性の写真と「こだま号」のイラスト。このカミソリがそして使う人が、いかに最先端なのかをアピールしているんでしょうね。