さて、今年も残すところ数時間に迫っていますが

みなさん、いかかがお過ごしでしょうか?

 

1年と言う区切りを迎えまして、今年を振り返ってみると

まぁ~いろんな変化の多かった1年でありました。

 

環境、職場、人間関係などなど

激流のように過ぎていった(笑)

早かったような・・。長かったような・・。

 

そんな今年、一番印象に残っている出来ごとを

今日は書きたいと思います。

 

それは、2月の終わりごろ

私は、とあるアーティストを知った。

 

池田 学 (画家)

 

その彼の展覧会があると言う事で美術館に行って来た。

 

 

The Pen -凝縮の宇宙ー

 

 

1mm以下の極細のペンで描かれる細かいディティールから織りなす

壁一面に描かれた(3m×4m)壮大な絵

それもこの絵と向き合う事、3年という年月を費やして描かれた

作品が

 

 

「誕生」

 

 

東日本大震災を切っ掛けに描かれたという

この作品は「破壊ー再生」

そして新たなる誕生という繋がりを感じる。

 

彼自身も3年の歳月の間

2人の子供の誕生、友人の死、右手骨折により左手で描くという新たな挑戦という背景があったらしい。

 

美術会場では初期の作品(年代)から展示されていて

この絵に限らず、その他の作品全てにおいて驚愕!

 

そして何よりも、彼の絵を見ていると楽しくなる

 

 

間近で見ると、いろんな物が描かれている。

人や動物、妖精?みたいな変わったものまで

 

まるでウォーリーを探せみたい(笑)

 

「こんな所に人が釣りしてる」とか

「ラクダがいる」とか

 

見てて飽きない

 

 

近くで見るだけでも楽しいが、遠くから離れると

それがカニだったり、タコとかカマキリとか

別の姿が見えてくる。

 

たしかに宇宙だなと思う。

度の視点からでも見れるし、見た視点で見える物が違う

 

 

しかし、平日に行ったにも関わらず、凄い来客数だった

じっくり見たかったけど、人の流れに押されながら進んでいった。

 

中央付近に差し掛かると、ガラスケースに収められた

幼少期に記した絵や文集みたいなものが展示されていた。

 

子供のころから絵を描くのが好きだった

と言うのも頷けるぐらい、その頃からもうすでに片鱗はみえている。

 

私の  「The 絵」  とは大違い・・・。

 

好きこそ物の上手なれ

なのでしょうね。

 

そして、絵が凄いくて印象深かったのもあるけど

 

本当に私が一番心惹かれたのが

 

展示も後半になった時、この絵が出来るまで

の作成ムービーが流れていた。

 

1日に手のひらサイズしか進まない事や

それまでのいろんな経緯や葛藤があった事

などなど流れて行く中で、最後ラストに

 

 

彼の満面の笑みが

 

 

 

 

ドーン!!!!

 

 

 

完全に心を射抜かれた!

 

と言うか、人の笑顔を見て

初めて素敵だと思った。

 

 

彼の笑顔は輝いて見えた。

 

 

そして思った・・・・。

 

「こんな生き方がしたい!」 と・・・。

 

 

 

 

 

 

今年はこんな感じで模索してるような年でありました。

そして今、思う事は

 

 

今までの人生、紆余曲折あったけど

その全てを含めて素敵だな♪と

 

迷い、苦しみもがいた時もあったけど

それも、私という人生の芸術の一部だと思える。

 

そして、また新たに日々過ごして

これからやりたい事をやって行こうと思う!!

 

高く 高く 舞い上がろう!

 

 

 

言いたい事は何だ?やりたい事は何だ?

伝えたい事や届けたいモノは

人それぞれ違ってだからこそぶつかって

この世に要らないこだわりなんてないから

           (ONE OKROCK:未完成交響曲より)

 

 

 

今年もありがとう♪

 

それでは、良いお年を!!

 

\(^o^)/