えっと、これは約4年位前に主人と紅葉を観に行った時の話です。
その頃は、スピリチュアルな事は好きでしたが、まだ精神世界の門を叩いてませんでした。
日ごろのストレスを癒やしに、たまには夫婦でお出かけを!と
某有名な紅葉名所へと車を走らせました。
さすがに紅葉シーズン真っ盛り ツーリングしてる人や家族連れ、観光客と賑わっています。
交通整理してるおじさんが
「寒いから上着持って行って下さいね」とやさしく声をかけてくれた
日中は暖かくても、さすがに山の中は冷える
上着を一枚羽織、息が微かに白く舞う中、緩やかな坂道からスタート
この場所は滝も有名らしく、何か所も点在する滝にいろいろな名前がつけられてて
「名前の由来」みたいな看板を観たり、写真を撮ったり紅葉を満喫
その日はとても天気が良く、太陽の光に反射して小川や木の葉っぱがキラキラ光ってとても綺麗でした。
もうその時の画像が無くなってしまったんですが、以前ブログに載せてたのでもう一度
木漏れ日も、とっても綺麗でとっても癒やされる場所でした。
(2011年9月「お蔵入り」に載せてる画像です)
でも、さすがに山道だけあって、普段歩くのとは訳が違う
坂が急だったり、岩の間を登って行くような所もありで、息が切れ切れ
癒やされながらも、疲れる
そんな時、私の好きな本の中に、木や植物を見つめエネルギーを交換するみたいな
事を書いている個所をふいに思い出して、見るだけじゃなく直接触って、木を感じてみようと思ったんです。
それから、道の脇に立っている抱きついても両腕がつかない位の大木
間隔をあけて並ぶ、その1本1本の木を感じようと
心の中で「こんにちわ」って挨拶するように、そっと触って行きました。
以前テレビだったか、「木に耳を当てると、水が流れる(吸う)音が聞こえる」ってのも思い出し
顔を近づけてやってみたけど、これは分かんなかった(笑)
鱗のようにある、めくれた表面を触ると、暖かく
頭上からは、枯葉が回転しながら落ちてくる
そして、辺りを見ては、深呼吸
そんなことをしばらく続けていました。
山道も段々険しくなってきて、登ってる最中に気がついた
「あれ?きつくない」
「ん?」
と自分の体を確認するかのように、その急な坂道(階段のようになった岩の道)を駆け上ってみました。
「やっぱり、めちゃめちゃ体が軽い!」
不思議な事に、体力的には小学生ぐらいの軽いフットワークになってる
「うそぉ~ん」
と思わず言いたくなるような、さっきまで息も絶え絶えだったのに
でも、その時はその身軽な体が嬉しくって、主人を置き去りにして
どんどん先に進んで行きました。軽く登れるのが面白くって
岩山を登って行く所も多く、それは結構過酷な急斜面。
だけど、体は全然疲れない!!
それは、とっても不思議な感覚でした。
今思うと、相手からエネルギーを受け取る場合と、自分の発したエネルギーを受け取る場合
(自分が映写機となって)があると思うんですが、この時は周りのエネルギーを貰えてたのかなぁって思いました。
自然って優しいですね
道端に咲いている花にだって、優しさを感じられれば、パワースポットにわざわざ行かなくてもいいですね
でも、その感覚もすべて自分の中にあるんですよね
すべて、何もかも自分の中に
何かを得たから幸せになるものでも無く、その感覚を得る為にいろいろやってるけど
何も無くても、その幸福感をいつでも引き出せたらいいのにな
いつも繋がってる状態
次回は、その逆を感じた事を書いてみようと思います。
もうすぐお盆ですね、連休の方も多いかと思いますが、良い週末を