『うーんこの時代の時代劇、良い味醸し出しているなぁ…』なんて感じてしまったものでそのまま観続けていたら大岡越前が始まったのですね
子供の頃は何の気なしに流し観(他に観たい番組が無かったりして)していたもんですがこの歳になって観ると、人情話が心に響きます
遠山の金さんや暴れん坊将軍なんかも一緒に観ていますが、クライマックスで必ずと言って良い程殺陣があるのに、大岡さんはあまり持ってこない様なイメージです
その辺り含め、個人的には大岡越前が人情溢れて(他のが無い訳ではなく)いて好きですね
勿論殺陣そのものは好きですが、後年の時代劇にありがちな『綺麗な殺陣』より、『木枯し紋次郎』みたいな手に汗握る殺陣の方が好きですね
大岡さんは立場上、悪人と言えど斬り倒す訳にはいかない所もあるのですかね…
実際はドラマみたいに簡単に事は運ばないだろうし、小さい事件に大岡さんが一々首を突っ込んだりはしないだろうけど、『こうあって欲しい』という作り手の人情が感じられ、沁みますね
( ;∀;)
何より絶対に揺るがない正義感(と言うより信念ですかね…)が観ていて、『こんな人なら裁かれたいどんなんだw』なんて思ったり思わなかったり
昨日観た回では将軍吉宗相手にも臆する事無い正義の人でした
こういう人になりたいし、上司にも欲しい無茶言うなw
大岡越前で特に好きなのがテーマ曲ですね
静かな曲調が大岡さんのイメージにピッタリだし、少し物悲しい旋律は子供時分けら好きでした
時代劇チャンネルさん、
木枯し紋次郎
やってくれないかなぁ…
何気にアシやるまで木枯し紋次郎を知らなかった自分が『木枯し紋次郎』→『お話紋次郎』と聞き間違えてお師匠から大爆笑されたのも、今は懐かしい話になってしまいましたが当時の自分が初めて観た紋次郎はめっちゃカッコ良かったっすな
揉んどり打ちながらの殺陣とか、凄く納得いったものです
紋次郎の歌も本当に良いですね
『心は昔に死んだ』
渡世人紋次郎を表す一節が大好きです( ゚Д゚)ゞ
最近はそうでも無くなった様な気もしますが、テレビ番組のテーマ曲が全くテーマ曲になっていないなんて事が多くて辟易したり、どんどんテレビは望まない方へ進んでいる様に思います
これなんてギャバン以外、使いようが無いw
メディアミックスは作品の世界観のイメージを拡げる意味では良いのだけど、曲を売る為のテーマ曲、番組を売る為のテーマ曲
作品売りたいだけの所業…
本末転倒
と言わざるを得ないです
自分達が子供の頃はテレビなんて一家に一台の時代なので親が優先で、観れても都合良く観たい物がやってるとは限らない中、流し観していた時代劇から感じる物があったのだなと改めて感じました
今の子は『観たい物だけをチョイス』して観ている
それはとても裏山C事なのだけれど、その環境がその子の感性を育ててくれるのかは疑問です
だからと言って今の環境を悪として排除するのは早計なので、我が家の現代人(w)神楽氏には、YouTubeのヒカキン動画の他に、大岡越前を流し観して頂いてる今日この頃ですw
言いたくないけど昔は良かった(*´ω`)
老害糞爺ぃに片足突っ込んだ気分ですw