3月1日の水曜定休日、良い天気予報に誘われて八ヶ岳に行きました!
冬山準備をして4時半出発、中央道を小淵沢インターでおり原村を通って美濃戸へ。
ここから先は四駆でないと登れない急な雪道なのだが、愛車のパジェロなら大丈夫(^.^)
 
途中、歩いている登山者を計3人乗せてあげ終点に到着。
早い、甲府から1時間で着いた!
登山者がかなり入っていそうなのでスノーシュー(西洋かんじき)は置いて登りだす。
 
空が明るくなって来てヘッドランプも点けずに登りだせた。
登山道はしっかり踏み固められて迷うことはない。
1時間半で行者小屋に到着。
8人ぐらいのグループと2人組がいて、おはようございます(^.^)と元気よく言ったが・・・・・・返事無し?
みんな朝から疲れているのかな~と思って、まあいいか!
 
ここからアイゼンを登山靴に装着しなければいけないが、歩きながら考えていたことが的中した。
冬用の登山靴は2つあり、すごく寒そうな山はダブルのプラスチックの靴。
今回は革靴。この2つは大きさが違うのでアイゼンを調節しなければならないが、予想通りプラスチック用の設定(~_~;)
 
午前7時一番冷える時間。マイナス15度。
アイゼンを調整するにはネジを外さなければならないが手袋をしていてはなかなか上手くいかないので素手でセットし直す。
10分ぐらいかかって何とか調整 装着したが、もう手がかじかんでしまった。
手袋をはめ直して赤岳山頂を目指す。
 
西側から登っているので山に遮られて日差しは当たらないが、天気は最高、風もなく穏やかで段々指の感覚も戻って急な登山道を快調に登る。
途中から危なそうな切り立ったルートでストックをピッケルに持ち替えて山頂を目指す。
山頂直前で東側に回ると富士山が雲海の上に見え、暖かな日差しも浴びれて気持ちいい。
赤岳山頂には9時到着。
山頂は、風で飛ばされて雪は少なく、去年登った時にはなかった真新しい山梨100名山の柱が立っていた。
まだ時間も早いし体の調子も良いので横岳と硫黄岳を縦走することに決め、歩き出す。
 
赤岳は最近気に入っていて、冬には毎年登る。アプローチが短く、登るルートも4つあるし、山頂直下は結構切り立っていてスリルもあるので好きだ。
 
慎重に降ってから稜線を横岳目指すが、結構切り立っていて慎重に歩いていく。
振り返ると真っ白な赤岳と富士山が見事だ!
10時半横岳に到着したが、記念撮影だけして硫黄を目指す。
硫黄岳は西が切り立っていて視界が悪い時に落ちないようにケルンがいっぱい積んである横を登る。
山頂に到着したのは11時半。
山頂に小さな避難小屋があるのでその中で昼飯にしようと思っていたが、中まで雪で埋まっていて入れなかった。
諦め少し下った分岐点で食事にする。
風もなく日差しもあって目の前には、先ほど登ってきた赤岳・横岳を眺めながら食事だ。
本日のランチは、前菜はコンビニの牛すじ煮込みを温めて食べるが、結構い甘いな・・・。
メインは、シンプルにボロネーゼのパスタを頂く。
暖かで眺めの良いとところでの食事はいつも最高だ(^_-)-☆
 
さて、あとは下りなのでアイゼンを外して急な雪道を一気に降りる。
途中、危なくない急な下りはお尻で滑ってピッケルで速度を調整しながら降りるのも楽しい。
20分ぐらいで赤岳鉱泉小屋に着いたのは夏では考えられない速さだ!
 
順調な雪道の下りで車に2時には着いて家にも3時に到着。
こんなに早く家に着くのは久しぶりだ!
ゆっくり風呂に浸かりながらのビールはまた最高でありました。
八ヶ岳さんとお日様さんにありがとう(^_-)-☆
2月8日水曜定休日、3時に起きて雑用を済ませ山の準備をする。
今が1番寒い季節なので靴は2重のプラスチック登山靴、ウールの下着は2枚重ねで着る。
スノーシューやアイゼン等冬装備をチェックして5時出発。
コンビニでおにぎり等を買おうと入って食料に想いを巡らせていたら、あれ~メインのパスタ忘れた事に気付く。近くで良かった、すぐ引き返して積んで再度出発。
 
中央道を愛車のパジェロで快調に飛ばし、安曇野インターをおり、白馬に向かう。
大町付近から周りの雪が増えだして白馬は1m以上あるのか。
八方尾根スキー場に到着したのは8時半。リフトは8時からので後れを取った。
 
登山届を出して、片道のリフト券を買い3本乗りついて1,800mまで簡単に来れてうれしい!
登山者は私だけだが、バックカントリーを楽しむ方が、すでに先を登っている。
私のスノーシュー(西洋かんじき)を履いて登りだす。
結構外国人が多い。どうもオーストラリアやニュージ―ランドが夏休みで来ているらしい。
 
私は、みんな抜いて1人山頂を目指す。
途中から北風が強くなり20mぐらいあるか。
気温はマイナス15度。早速目出し帽、ゴーグル、冬用のジャケットを着て、手袋も厚手の物に替える。
風が1m吹くと体感温度が1度下がると言われているので体感温度はマイナス35度ぐらいだ!
しかし、この装備で歩いていれば1部を除いて少しも寒くない。
途中2度ばかりルートを間違え、怖い思いをしたが、山頂の山小屋が見えた時は嬉しかった。
ここから山頂まで20分ぐらいなので登山道も埋まった中、視界も悪くゴーグルも曇ってしまって外して山頂を迷いながら目指す。
1時過ぎ、ようやく2,696mの唐松岳山頂に着いたときは、その景色に感動して雄叫びと涙が出て来た!
山頂について涙が出たのは記憶にないが、歳のせいで涙もろくなったのか・・・笑!
 
山頂はそんなに風は吹いていないが、コンロで食事が出来る状況でないことは判る。
写真を撮りながら15分ぐらい居て降る。
下りは、スノーシューを外した方が早く降れるので外してピッケルだけで降る。
登りは高い方に登れば山頂に着くが、下りはいくつも尾根筋があるので間違えないように記憶と足跡、周りの視界を頼りに降りていく。
標高2,000mぐらいになったところで風も弱くなって日差しもあるので遅い昼飯のする。
寒冷地用のガスを持ってきたが、寒すぎて火力が弱いのでそのガスでガスボンベで温めてやると強くなるのでコンロの真横にボンベを置いて調理する。
鍋に水を継ごうとするがポリタンを凍って開かない。叩いてもダメなので火にかけてようやく空いたが中も半分凍っている。「気付け薬」の日本酒もシャーベット状だ!
あまり時間も無いのでパスタだけに。本日は、ベーコンときのこのクリームパスタ。
ベーコンの味ときのこの食感と生クリームが良く合って美味しかった。
2人前食べたのでお腹いっぱい。
 
さて、あとは降るだけなので心配はしていないが、リフトはすでに止まっている時間なので自分の足で下まで降らなければならないだろう。
途中からスキー場を降るが歩きやすくていい。
リフト2本分降りてゴンドラの到着駅に来たら電気が付いていたので、聞いてみたら下りなら乗せてくれるとの事!
ラッキー、ゴンドラは長いので最後楽が出来て良かった(^.^)
 
車に着いたのは5時。
昔お世話になって2年前?の地震で被害を受けたプチホテル バ・ブローによって、オーナーとママの顔を見れて嬉しかった!
バ・ブローも改修工事もようやく終わって営業を開始した様で良かったよかった(^.^)
 
家に帰ったのは8時半。
家には、途中携帯の電池切れで心配していた家内が待っていて怒られました(~_~;)
すみません絹子さん(^^♪
でも今回はとても充実した登山でした!唐松岳さんありがとう(^_-)-☆
1月25日の水曜定休日、八ヶ岳主峰の赤岳を目指して、5時前に出発、清里のスキー場の登山口に車を止め装備を整えて、まだ暗いのでヘットランプを点けて6時から登りだす。
気温はマイナス13度、風もあって結構寒い!
清里から赤岳に登るには2ルートあって真教寺尾根ルートはトレースも付いて登られているようだが、あえてもう一つの県境尾根ルートを登る。
赤岳山頂が朝日で真っ赤に輝いている!
このルートは何回か登っているが、動物の足跡以外ふみ跡がない雪道をたまにある赤い目印と勘で登って行き尾根筋に1時間半で出る。
天気は快晴だが、風が強い!
目出し帽とゴーグルをつけて寒さを凌ぐ。
雪は段々深くなって来てラッセルが大変でなかなか進まない。
11時大天狗近くまで来たが、このペースだと山頂に着くのが1時過ぎそうなので諦め眺めの良いところでランチにする事に!
前菜にソーセージ、チキンのソティーをフライパンで炒め頂く。
メインは、クラムチャウダースープたっぷりのパスタ。
実は、ナチュグレでクラムチャウダーの仕込みで鍋の底を焦がした様で焦げ臭がするクラムチャウダーを出来たしまい、お客さんに出せないのでそれを持ってきました。
ちょっと焦げ臭が気になるが、まずまず美味しいです。
風も止んで日差しもあるので雪の上の暖かいランチをゆっくり取り、幸せの時間でした(^.^)
下りも雪が深くて歩きにくかったが、2時間半くらいで車に到着。
家には4時前に到着。
 
風呂にゆっくり入って疲れをほぐしたのでありました。
良い天気と赤岳さんありがとう!次回は山頂まで行きます(^_-)-