長崎市内、中心部の一つ向こうの通りに見た「坂道」

見上げるその先にあるものはなんだろうか・・・。


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人間はただ「前に進む」事だけを考え作り続け・・・。

      そこには必ず文明が栄える・・・振り返ることなく。



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僕は、ふと後ろを振り返る事がある。

      歩んだ足を止め、そっと時間という坂道を振り返ってみた・・・。




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果てしなく続く下り坂の先にあるのは、

      取り残され風化してしまった無残な残骸・・・ただそれだけだった。


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そして、息吹をなくした文明は再び緑が生い茂り、

      やがて、消えていく・・・。


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そう、この地球は告げている。

      「振り返らないものに未来などありえない」と・・・。


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私たちは自らの前進のみを考えてきた。

そしてその「ツケ」はかつてあったであろう「緑」たちが取り戻そうとしている。

何のために・・・。



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道のあとに取り残されたもの・・・。

    私達が壊し続けた大地は今、その再生に向けて動き出している。


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僕たちは、今子どもたちに何を伝えなければならないのだろうか・・・。

   「自然と共生する事」・・・その本当の意味とは何か。


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未来を生きる為に人類がなすべき事を今、この地球は教えてくれている。

僕にはそう思えてならない。

「希望」と言う道を創れと・・・。


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