10月24日(土)石川県金沢市で行われました「第62回全日本合唱コンクール」に行ってきました。
私の愛娘(高3)を含む男女混成の「野田学園高等学校」が予選となる中国合唱コンクールにおいて
中国5県の中で金賞を受賞し、ブロック代表の栄誉を頂いた結果です。

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まずは、結果ですが・・・
賞は、金賞・銀賞・銅賞で評価されます。
結果は「銀賞」に輝きました。

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初の全国大会において、銀賞という評価を頂けた事は、決して彼らのレベルが低いのではなく、全国でも
充分通用するハーモニーを奏でる事ができたのだと思います。
(審査の先生方も簡単には金賞はとれないよ・・・。もっと頑張ってね。そんな応援の銀賞だと思います。)


奇跡・・・

ですが、コンクールが終わってある事に気がつきました。
彼女たちが参加したAグループ(32名以下)は、男女編成による混成合唱と女性のみによる女性合唱の
2パターンに分かれます。今回金賞を受賞したのは全て女性合唱。
混成合唱では野田学園のみが銀、他は全て銅賞でした。

つまり混成合唱においては実質「日本一?」ではないかと改めて驚愕しました。
みんな本当によく頑張りました。この一年間、「明るく楽しく、自分たちの合唱をいきいきと」を
合言葉に頑張った・・・。悔いのないコンクールであったと思います。


応援下さったみなさまへ
今回の受賞の陰には、彼らを支えた多くの方々の応援も忘れてはなりません。
学校関係者はもちろん、初出場で予算がないために募金活動に奔走した保護者、賛同し、募金をして
下さった多くの方々、そして応援に駆けつけてくれたOB、アメーバで応援メッセを頂いた皆様・・・。
これら多くの支えがあってこその受賞であった事・・・

応援頂いた皆様、本当にありがとうございました。

3年生はこれで、引退となります。ご指導頂いている顧問の先生はつぶやきました。
今の3年が抜けたら、来年は全国は無理かも・・・と。

でも、私は違うと思っています。

今回の出場で2年、1年生は全国のレベルの高さを自分の肌で体感。その事は、必ずや来年度の新メンバー
に引き継がれ、さらに進化したものとなるはず。この貴重な体験は野田学園合唱部の夢物語では終わらない
・・・。私はそう信じています。

PS アクシデント

 今回小6の次男を伴いましたが、コンクールの後、気分が悪いと熱を測ったらなんと「熱っつ」。
 ほっとした瞬間の緊張・・・。


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あれま~とばかり、夜間外来を探し診察を受けると40度以上の高熱。A型インフルエンザでした。
問題は、宿泊。他のお客さんがいるため、宿泊拒否を覚悟で連絡すると・・・

宿のご主人は、温かい言葉で「それはいけません。早く来られてゆっくり休んで下さい」
涙が出るほどの対応。すべてセルフの宿なのですが、お布団まで敷いて頂いており、氷枕まで・・・。
おかげさまで、翌日にはすっかり熱も収まりました。

ポンギーのご主人、本当にありがとうございました。
駅から徒歩5分ほど、雰囲気も古民家を改装されたとあって風情あるお宿です。素泊まりの宿で
2600円~ですのでおすすめの宿の一つ。
金沢へ行かれる際には、ぜひおすすめの宿です。

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写真はポンギーのご主人です。

最後に・・・

合唱とは、ソプラノ、あると、テノール、バス。それぞれのパートがそれぞれ一つに重なり、4重奏と
なって初めて成立します。審査の先生が言われました。オーケストラでバイオリンがあれば、必ず4人
が同じパートを奏でますが、その音はまるで一人が引いていると思わせるほど息のあったものだと。

合唱も同じ。みんなの心が一つになって初めて素晴らしいハーモニーになると。
一人では決してできないことも、みんなの努力が重なり合ってこそ素晴らしい音楽となります。
友情と信頼。それは、誰にでも当てはまる言葉でした。