連休最後の月曜日。妻と二人で少し遠出した。

目的地は・・・。夜の竹灯篭イベントにでかけたのだが、時間があったので

千畳敷まで足を伸ばした。

すると・・・。

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限りなく済んだ秋の風が二人を包みこんで迎えてくれた。

360度のパノラマは北に日本海、南に中国山脈が一望できる絶景。

何年ぶりだろう・・・。二人で来たのは・・・。時間が止まり過去の自分を映し出しているような懐かしさを感じる。


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秋の日差しは心地よい風と重なり、優しい温もりを感じさせてくれる。

よく来たね・・・きっといい一日になるよ」  

そう答えてくれるかのように、眩しくそして煌めいてくれた。


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キャンプに訪れていた人が置いたであろう椅子が2つ。

水平線が空と重なるベストポジション。

寄り添う二人はここで何を語り合うのだろうか。


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夕闇が近付いてきた。秋の日差しをくれた太陽も、

今日はおやすみ」と1日を締めくくる輝きを水面に残してくれた。

また明日・・・」今日の旅のお礼を心の声で呟く・・・。


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日暮れと共に、萩城下の町々に竹灯路の灯りが静寂の中に浮かび上がる。

ろうそくに燈される明かりは、竹の中から生まれくる「生命」の如く、やさしくゆらめき輝く。


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現代に残る城下町にも竹灯路は続く。どこまでも果てしなく・・・。

時代の息吹を感じさせる土蔵は「時代を駆け抜けた先人たち」が、何かを私達に語りかけている。

「我々が生きた証を忘れないで・・・

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竹取物語

数千本の竹灯篭は、輝く命を生みだすかのように、天空へと光をいざなう。

それはまさに、月からの迎えを待つシグナルのようだった。

「早く迎えに来て・・・私は此処にいます・・・」

誕生は、また終焉の始まりを夜空に残して・・・。


千畳敷・萩城下にて