2024年1月1日のお話です
地震がおさまり昼寝から覚めた息子が
慌てた様子で私のもとに駆け寄ってきた
息子「地震がきた夢みて怖かったわぁ
体がグラグラしてどっかに
持っていかれるような感じして」
テレビの中継を見ながら
今の現状を目の当たりにした息子
怖かった夢の話が現実味を帯びだした
しゅう「頭まで布団被せて
電気が落ちても怪我
せんようにしといたやろ」
揺れがおさまるまで傍に居てた私
私がまだ高校生の頃の不思議な話
姉妹で2段ベッドで寝ていました
夏になると圧迫感と暑さで寝苦しく
ベッドの横に布団を敷いて寝ていた私
明け方目を覚ますと
私の顔の真横に添える様に落ちていました
誰かが意図的に私の横に置いたかの様に
昭和の団地住まい
天井と私の寝ている距離はさほどなく
落ちても回転するとは考えにくい
まともに落ちていれば私の顔の上のはず
当然顔は傷ついていたでしょう
え？なんで私の横に電器があるの？
（雰囲気はこんな感じでした画像はお借りした物です）
天井を見上げると
あるはずのない電気がない
ビックリして
飛び起きたのは気持ちだけ
何故か体に力が入らず体が動かない
当時ポメラニアンのキャロがいた
キャロは良く吠える犬で物音に敏感で
音がすれば必ず吠える犬だった
その鳴き声で皆よく起こされたものだったが
誰一人起きていないし
キャロの鳴き声もしなかった
（何かにつけてよく吠える元気ワンコでした）
体が動いたのはその時
見た夢を思い出した後でした
母方の祖父母は神職についていました
祖父は私が1歳の時に亡くなったので
実物は記憶にありません
写真で見ただけの
記憶しかなかったのです
夢の中で
時代劇で出てくるおしらす
の様な場所で
斜め45度の角度で正座する祖父
祖父母は白い着物に白い足袋すがた
当時は祖母は健在でした
祖父が正座する
一段下の板間から
私に話しかけます
夢の祖母「しゅう！この人がしゅうの
おじいちゃんやで。
挨拶しなさい。」
そう言って階段の下にいる
私に呼びかけました
言われた通り
しゅう「はじめまして、しゅうです」
いやいや
確か私おじいちゃんが死んだ時に
おじいちゃんの胸元にまたがって
離れなかったって
母親が言ってたよなぁ
じゃぁ
はじめましてはおかしいか・・・
（夢の中で考えている状態です）
何て挨拶しよう・・・
しゅう「おじいちゃん、しゅうです。
しゅうです。
ありがとうございました」
何も答えてくれない祖父
うなずく事もせず
微笑みかける事もせず
微動だにしない状態でした
挨拶を連呼しているうちに
目が覚めたのです
そして
顔の横にある電器を
見る事になったのです
そう言えば有難うございましたって
何のお礼？
とは、思ったのは
随分時間が立った頃でした
結果、電器の傘の端の方が
ほんの少しひび割れただけで
中にあった2本の電球は
割れもせずそのままの状態で
私は無傷でした
両親や妹はこの不思議な話を聞き
「おじいちゃんが守ってくれたんや！
感謝しいやぁ」
と、口々に言っておりました
祖父との最初で最後の
夢での再会となりました
こんな不思議な経験を思い出し
息子に話したのですが
「ふぁ～ん。そうなん」 完 
もちっと、反応あってもよくない？
男の子との会話ってあっけない
娘ならこの話を聞いた
直後から二日は
話続けられるのになぁ
キッチンのカウンター越しに
料理を作る私に向かって
ずっと
喋って喋って喋り倒していた娘
懐かしいなぁ
静かなキッチンが寂しいなぁ
私が以前勤めていた会社の
設計のおじ様は
姉妹ご自身と三人揃って
霊感の強い方なので
ちょっと落ち着いたら
会いに行こうと思っています
私の背後に娘が立っていないかな？
娘が何か不思議な出来事
作ってくれないかなぁ
会いに来てくれないかなぁ
枕元に立ってくれないかなぁ
怖がらないから出ておいでよ！
会いたいよぉ
そう言えば最近見てないなぁ
娘の夢
夢でもエエよ
言いたかった事
悔しかった事、伝えたい事
全部伝えてよ
叶えてあげるから
ホンマに会いたい
そんな思いでいる今日この頃です
もうすぐお彼岸やよ
帰っておいでよ
私の意識の中に
本日もお付き合いいただき
有難うございました🙇🏻♀️