皆さんが会場を後にする時に、横一列になった私達が見送る。

 

その時、一人一人、

 

娘との関係やお悔やみの言葉、

 

励ましの言葉をかけてくださった。

 

旦那より娘の友達と接する事が多かった私は、

 

懐かしさ、成長した姿を見せてくれる子供達が愛おしくて、感極まった。

 

いつの間にか挨拶だけが、

 

近況報告やら、ハグやら、お礼やら・・・長蛇の列、列、列・・・

 

悲しみ泣の中に、ほんの少しの喜びニコニコがあったり、

 

笑い笑があったり、複雑な思いで皆さんを送り出す事となった。

 

 

 

 

長野県、神奈川県、京都府、和歌山県、

 

兵庫県、滋賀県、奈良県、大阪府からと来てくださった。

 

 

 

関西の片田舎で行われた

 

三十前の一女性の為にこんなに多くの方が・・・

 

 

有難かった。

 

 

何度も何度もお礼を伝えたが、伝えきれなかった。

 

 

最期の方迄挨拶を済ませた後、

 

再度、出入り口の前に立ち、エレベーター待ちの方々を見送る。

 

その時棺の中に入れるメッセージカードに記入する方々や、

 

それを待っている方々と、

 

また、ご挨拶やハグ飛び出すハート、お礼愛、思い出話ニコニコとなり、

 

 

娘の旦那の両親に香典を渡され、お断りしたが、

 

執拗に受け取らせようとする。

 

最終親族控室に戻ったのは10時は有に過ぎていた。

 

数分後、旦那と従兄弟の二人が見たものは・・・

 

香典袋に入れられた新しい札10枚。

 

 

 

「新札って、お祝いの時やないか・・・

 

 あいつら・・・わざとや!

 

 70手前の人間が、祝い事に新札入れて、

 

 不幸事には古い札って、

 

 知らんわけないやないか・・・

 

 遠足気分で座る親族席姿も・・・

 

 わざとや・・・」

 

これは、失礼ではなく、無礼だ!

 

エレベーターにお見送りの最中に、お供え物を渡してくださった方の中に

 

お花代を包んでくださった方もいらっしゃった。

 

お供え物は頂いたが、お花代は一旦はお断りしたものの、

 

かたくなにお断りするのも申し訳ないので

 

若い数人の方から有難くいただいた。

 

出たり入ったりする親族控室には、鍵付きの金庫があり、

 

念のため中の金額を確認してから入れるようにと、

 

説明を受けていたので、旦那と従兄弟が確認してくれていた。

 

娘婿の両親以外のお花代は、全て古いお札が包まれていた。

 

新しいいお札には一度折り目を付けてあった。

 

まっさらなまま、

 

ピンピンの一万円札が包まれた香典袋には

 

娘婿の父親のフルネームが書かれている。

 

真っ黒なマジックで・・・せめて、筆ペンの仏事用使えよ!

 

この件は葬儀が終わるまで、旦那と従兄弟の二人だけで留めておいた。

 

 

御霊前って書いてあるけど、

 

こんなもん仏の前におけるか!

 

成仏できるもんもできやんわ!アホか!

 

 

 

それを知ったら、私と息子は本当に黙っていないと踏んだ男二人ムキー

 

 

きれてたやろ~なぁ・・・キット!

 

 

 

しかし、その後我が旦那から、

 

ありえへん!衝撃の話を聞く事になりました。

 

 

 

 

本日の一枚は、マジ、面影ないわぁ・・・10歳やったもんなぁ

 

とにかく、キャワイかった・・・

 

一人と一頭、両方ともレディ突入前の成長期真っ只中!