旦那の従兄弟は早くに奥様を肺がんで亡くし、男で一つで二人の子供を育ててきた
奥様は私と同じ年
私の息子と従兄弟の娘が同じ年
私の娘と従兄弟の息子が同じ年
2組、それぞれの誕生日も近い者同士の為、
区切り区切りで誕生日プレゼントを贈るのを楽しみしていた私
来年30歳の誕生日を迎える下の子同士に何を送るかをワクワクしながら考えていた矢先の娘の死
色々思い出話をしながら、あっという間に会場に移動しなくてはいけない時間になりました
スタッフ「そろそろお時間なのでお嬢様を会場の方に移動させて頂きます。」
数人の職員に会場に移動させてもらいいっぱいの献花の前に横になった娘
通夜が始まる少し前、
娘が0歳児の頃、旦那の転勤で三年間○○県に住んでいた頃一緒に子育てをした友人カナとナベが来てくれました
二人共、自分の子供が男の子しかいなかった為、娘をとても可愛がってくれました
赤ちゃんの頃から今の今まで子育てに関わってくれた二人です
通夜会場に移動した棺に眠る娘の顔を見る事が出来ないでいました
棺の傍まで来ているのに、顔を見て現実に受け入れる事が出来ない状態でした
三人息子の母カナの末っ子の息子(娘と同級生)は、娘と同じようにバイクに乗っていた事もあり、
カナ「身一つのバイクは怖いから車にしって、何回もうちの子にも言うたんよ。同じように○○ちゃんにも言えばよかった・・・」
そう言って泣き崩れていました
ナベは私の顔を見るなり、私を抱きしめ号泣しっぱなしでした
偶然、娘夫婦が竜王のアウトレットに行った時に、娘がナベを見つけ声をかけたらしく
ナベ「夫婦仲よくお買い物してたわぁ。旦那さんとも一緒に喋ったよ~ん○○ちゃんが『おばちゃん!』って、声かけてくれへんかったら、気が付かなかったわぁ!お嬢様になっちゃって」
と、ナベからも、娘からも、LINEをもらったことが思い出された。
二人共娘の結婚をとても喜んでくれていました
まさか、娘と葬儀での再会となることなど想像もできなかったし、信じたくなかった。と、後々聞かされました。
旦那「アカン、昔のメンバーと会うとアカンなぁ・・・涙が止まらん。」
通夜が始まる迄に参列してくれる方々の対応に追われていた息子も自分の育ての母であるカナとナベの顔を見たとたん
息子「おばちゃん・・・」
それから後の言葉が続かず涙と懐かしさで胸が苦しかったと、言っておりました
本日の一枚はベットでくつろぐバニコに、しょっちゅうちょっかいを出し
そのまま眠ってしまう娘
狭いやら、重たいやらで、バニコはメッチャ迷惑そう