私たちが葬儀会館に着くと既に娘は会館に到着し、

服装やメイクを整えもらってると、説明されました

 

私達はまず、訃報の用紙を作成するに当たって、かなり悩みました

旧姓で作成するか、今の姓にするのか

離婚届にお互いサインはしてあったのですが

慰謝料が決まっていないので提出できないと思い込んでいた娘

 

 

私は旧姓で葬儀を執り行いたいが

筋を通すため今の姓にする事にしようと思いました

しかし我が旦那は反対で旧姓にこだわり続けました

我が旦那が言うには

「人道なんか通すわけない。相手側で執り行う気持なんかない!」

と、思っていたようでした

 

 

最終的に相手に何を言われるかわかったものじゃないので

取り敢えず今の姓で作成することに決まりました

それに、今の二人の状況がどうであれ、半年前までは仲が良かっし、

籍はまだ入ってるのだからこちらで執り行います。

って、娘婿側が言ってくるんのではないかな?と思っていたのです

 

結果は、相手の良心を甘く見ていた私だった。

葬儀会館の担当者にも今の状況を話すと、

 

「そういう事でしたら、

 決まり次第いつでも変更できますのでおっしゃってください。」

 

と、いつでも変更する旨快く引き受けてくれました

一旦親族控室にもどり、エバーミングの件をお願いすると、

 

「どこまで修復できるか分からない。

 あくまでも、保存状態を保つという意味でエバーミングの処置が施されます。

 今から体の血を抜き・・・」

 

ここまで聞いて、もう無理。

やめよう。

そう思い、メイクさんに

 

「本人が棺の中の顔を大勢の方に見られるの嫌がると思うんです。

 できたら、不織布の様な透ける程度の薄い布で、顔がほんのり見える程度に

 してもらえないでしょうか?」

 

と、尋ねると

 

「考えてみます。」

 

との返答に祈る思いで、

 

「よろしくお願い致します。」

 

としか言えませんでした

それから、娘の旦那との連絡を取る事を相手方弁護士に禁止されていたので、

旦那の実家に訃報を持って行きました

 

もちろん、娘の弁護士には連絡をした後の行動でした

相手の実家に行き事の成り行きを説明しました

 

しかし、返ってくる言葉は、

 

「えっ?はぁ・・・そうなんですか・・・」

 

その繰り返し、のらりくらりの返事ばかり。

今の状況はどうであれ、籍は入っている状態なので息子に喪主をさせるのが筋。

その、言葉がなかなか出てこない状況に苛立ち

 

「出席するなら、○○姓で、しないなら、旧姓で・・・」

 

返答は

 

「出席させていただきます!」

 

どこまでいっても他人事の娘婿両親でした

 

 

 

 

「はぁ???出席させていただくって、

 

 お前とこの家の葬式やろ!!!

 

 喪主の件も触れてけぇへん!!!

 

 ただの参列者のつもりか!!!」

 

 

 

と、思った旦那はブチギレ寸前。(言葉にはしておりませんムキー

そこに、間が悪く娘婿が実家に帰ってきて鉢合わたのでした

それでなくても、相手の両親の他人事を聞く態度にブチギレ寸前やのに

娘婿ものらりくらりこの親にしてこの子ありです

 

自分が喪主をつとめる

 

と、言う言葉を出さない事に業を煮やした我が旦那の一言

 

「君、遺産うんぬんは別として、相続放棄してや!

 そしたら、葬儀もこちらの名前で出せるし!

 喪主もこちらでできるし!

 全てこちらでスムーズに事が運ぶ!」

 

ついに、ブチギレた・・・

 

 

しかし、娘婿は泣いてその場をやり過ごそうとしているのか、

泣くばかりで話の折り合いがつかないえーん

 

奴はよく泣くえーん

とにかく、よく泣くえーん

研修に行くさいも空港で娘がお見送りした時

娘と離れるのが寂しいと号泣したらしい泣

義母にあたる私とのLINEの履歴にも

 

「さよならしてから涙が止まりません。情けないです。」

 

娘と離れてものの数か月でチャッカリ女作ったくせにチーン

 

 

 

時間ばかり経っていく・・・

結局、相手の姓で執り行う葬儀の喪主は姓の違う我が旦那。

 

なんでやねん!

 

しかし、翌日、

 

緊急性の高いもの以外について

娘の旦那やその家族に直接連絡するな!

 

と、相手弁護士からFAXが届いた。

 

 

人の生死って緊急事態じゃないの???

 

ふざけるな!

 

娘婿の依頼している弁護士の頭を疑いました

それ以降私はこの弁護士の事を名前ではなく

crazy弁護士

と呼ぶようになりました

 

 

 

 

本日もお付き合いいただき有難うございました🙇🏻‍♀️