夜、家族に

 

しゅう「ひ〇(友人が飼っているゴールデンレトリバー)触って来る。」

 

それだけ言い残し、フラフラと家を後にしました

友人に歩きながら電話で今から行っていいかどうかを尋ねると快く

 

ワンコママ「いいよ。」

 

と、だけ返してくれました

歩いて2・3分の所なのに、長い長い道のりに感じました

インターホンを押す指が震えている事に気が付きました

すぐに、ひ〇を連れて降りて来てくれました

 

しゅう「実は・・・」

 

事情を説明すると、ワンコママも絶叫。

 

ワンコママ「うそやん!なんで?なんでなん」

 

やっぱり母親って、同じ事言うんや・・・

私だけじゃなかったんや。

二人して抱き合って泣きました

二人して駐車場で抱き合い、ひざから崩れ落ちました

 

ひ〇はポカン?と、見てる。

 

いつもの甲高い声で、自分を呼ぶおばちゃんでなくなってる事に、犬は素早く察知するのです

 

ひ〇を撫でながら又涙があふれ出す

癒されるけど泣けてくる

いつもはやんちゃなひ〇なのに、今日ばかりは具合が違う

ワンとも言わず、遊ぼうと、はしゃぎまわる事もせず

私が撫でる手を静かに全身で受け止めてくれました

 

 

しゅう「ありがとう・・・」

 

 

その言葉の後が見つからない・・・

それから、少し落ち着いた私達は、娘の顔の話をしました

 

 

 

状況を説明するとエバーミング処置の話を教えてくれました

遺体に修復をした後に化粧を行うことで、生前に近い姿に近づける処置らしい。

そんな事できるんやぁ・・・知らなかった・・・

 

しゅう「いくらかかかってもエエわ!それお願いするわ!」

 

ワンコママ「そうしよ!○○綺麗な状態で見送ってあげよ。」

 

 

 

そう言って友人は泣きながら見送ってくれました

そう決めて、自宅に戻りました

しっかり者の彼女は私より5つ年下だけど、常に私に色んな情報を与えてくれます

この友達に何度助けられた事やら・・・

今更やけど

 

「私のそばにおってくれて有難う!」

 

と、改めて伝えたい友達の一人です。

   ひ〇只今9歳!おめかししてます飛び出すハート