大きな台風が去って、やっと、や~っと秋の気配。
いよいよ本格的によもぎ蒸しのシーズンがやってきました。
うちのサロンで使用していただいている、よもぎ蒸しの座器と、薬草を沸かすための壺。
そのどちらも、素材は黄土です。
今回は、黄土について、その利点を改めてまとめてみたいと思います。
黄土は100年、1000年もの長いあいだ、太陽の光をあびて、そのエネルギーを蓄えた、太陽エネルギーの貯蔵庫です。
粒子が細かいので、空気が自由に出入りします。
そのため、温度と湿度を適切に調節することができます。
黄土の遠赤外線の放射の力は、自力で80%、さらに、60℃以上の熱を加えることで、97%になります。
この多量に放射される、遠赤外線の効果によって、体の芯まで温まることができるのです。
それだけではなく、黄土には、たくさんの酵素が含まれています。
これらの酵素には、毒素の除去、分解、浄化などの作用があります。
黄土に含まれている酵素には、生物に悪影響を与える過酸化水素をとりのぞく力があります。
人の体の代謝の過程で、過酸化脂質という毒素が発生します。
この毒素が発生することで、私たちの体の中で、老化現象が起こります。
けれども、良質の黄土に体を入れていると、黄土の強い吸収力で、この、過酸化脂質が中和、減少されるのです。
つまり、黄土には、人の老化を抑制し、若さを保つための効果があるということです。
また、空気をマイナスイオン化して、心の安定をもたらしてくれます。
よもぎ蒸しのあと、前向きな気持ちになる・・・とおっしゃるお客様が多いのは、このためかもしれません。
細かくいえば、黄土の効能はほんとうにたくさんあります。
美肌効果、抗菌効果、デトックス、電磁波遮断、重金属排出、低体温改善、リラックス、疲労回復、等々・・・
書いているうちに、私も黄土の良さを再認識しました・・・
ので・・・
さあ、これから、よもぎ蒸しをはじめます。
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