朝いちで病院へ行きました
夜中2時くらいに大きな発作が起きたそうで、薬を使い眠っています
舌を噛んだままで口の周りは血液が付いていて痛々しい…
インスリンは使っていないのに昨夜また低血糖が起きて点滴にブドウ糖を入れたら600台に上がり、腎機能もかなり悪化していると…
もうムギの身体はボロボロなんだなと改めて思いました…
先生に家に連れて帰りたい、楽にさせてあげたいと話しました
先生は「それも1つの方法ですね…一旦家に連れて帰って発作が起きた時と薬を使って眠らせようと決めた時にまた連れて来て下さい」と言われました
しばらくムギを撫でながらいろいろ考えました
ムギには「ごめんね」しか言えません…
子どもたちと相談して決めたのに、また気持ちが揺らぎます
病院嫌いだから、また連れて来るのは嫌だし家で静かに最後を迎えられるかも分からない…
また発作を起こす可能性も高いし
回復も見込めない…
子どもたちに連絡しようと思ったけど、こんな時に限ってLINEが繋がらない(最近LINEが起動しなかったりと調子が悪くて…)
どうしようかと考えていると、突然ムギが手足をバタバタ動かして頭を上げて目を開けました
発作が起きたかな?と思ったけど、私の顔をじっと見てまた目を閉じました
その時に噛んでいた舌も引っ込めました
私だと気づいたのだと思いました
目を閉じてからもしばらくしっぽをパタパタ動かすムギ…
ムギが寝てる時に名前を呼ぶといつもしっぽで返事してくれてたみたいに…
私にはムギが
「おかあさん、お家に帰る」
と訴えているように感じました
家に連れて帰って発作が起きたら痙攣を鎮める坐薬を使う方法もあると先生に言われましたが、それも数日間の辛い延命になるだけのような気がしたので、もう楽に眠らせてあげて欲しいと伝えました
10時30分頃にムギは虹の橋へと旅立ちました
ムギの亡骸を連れて帰り、しばらく息子と撫でました。
本当は私達の腕の中で逝かせたかったけど…
この決断がよかったのか分からないし今後、後悔する時が来るかも知れません…
家で抱っこしてたくさん誉めてありがとうと伝えました
息子が棺に入れる花はガーベラがいいと言いました
前向きな花言葉が多いそうで、究極の愛とか 感謝とかがあります
私はたまたま11本買って来たのですが、11本のガーベラは
「あなたは私の最愛の人」という意味があるそうです。
本当にそう!
ずっと高血糖できつかっただろうに本当に良く頑張ったと思います
ムギと過ごした14年と7ヶ月は本当に幸せだったよ