九条BDイベ◇彼の夢が叶ったら【序章】 | くーのブログ

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基本自分が忘れない様にのメモ帳仕様デス(*ノ▽ノ)


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夏の盛りを迎える少しだけ前の事……―――




九条
「いってらっしゃい」



「うん、行ってきます」



稲葉
「いってらっしゃいませ」




○○は振り返って微笑んだまま、廊下の角へ消えていった。

稲葉が部屋へ戻ろうとすると、九条は○○を見送ったまま廊下を見つめている。




稲葉
「…九条様、どうかされましたか?」



九条
「ううん、○○、頑張ってるなーって思って」 ムー



稲葉
「本当ですね、毎日あれだけの公務をこなしているのですから」 ニッコリ




稲葉は敬うように微笑んでいると、九条は表情を変えないまま口を開いた。




九条
「俺、たまに思うんだよね。もし○○と別の出会い方してたらって」



九条
「別の、…出会い方ですか?」



九条
「うん、どんななんだろーって」




稲葉は少し不思議そうに九条を見る。




稲葉
「何か、お困りの事があるのですか?」 ムゥ



九条
「ううん、そんなおーげさなことじゃなくて、ちょっと思っただけ」 フッ




九条はそう言って薄く微笑むと、自分の部屋へ歩いて行った…―――












しばらくして…
稲葉は緒形の部屋に来て、先ほどの九条の話をしていた。




緒形
「九条殿がそのようなことを?」



稲葉
「…はい、そんなに思い悩むようではなかったのですが、九条様に、何かして差し上げることは出来ないかと思いまして」



緒形
「なるほど…」




稲葉が視線を伏せて考えていると、緒形は何かひらめいたように薄く微笑む。




緒形
「そう言えば、九条殿は近々誕生日でしたね」



稲葉
「ええ、たしか明日のはずですが…それがどうかされましたか?」



緒形
「では、九条殿に少し大掛かりな誕生日の贈り物をしましょうか」



稲葉
「大掛かりな…?」 ビックリ




稲葉は少し驚くように目を丸くした。




緒形
「ええ、きっと九条殿の願いも叶うでしょうし…一緒に○○さんの願いも叶えられるかもしれませんね」 フッ
「きっと、愉しんでくれると思いますよ……?」







◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


    貴方はどちらを選ぶ?




…てなもんで、九条BDイベン♪



またも黒幕(?)は緒形さんの模様ですヨ!(・∀・)<ヤーンwこわーいw (マテ




何はともあれ…

UP遅れまくりだけどお誕生日おめでとうなのw