あっこ先生です。
常識だと思っていたことがじつは違う・・・ってことを
ありますよね
例えば 犬や猫をなでること
動物がいると何故か人は無意識になでたいと思うようです
そして当然
なでられている動物たちはそれを喜んでいると思う
それってホントでしょうか
手で触れるってことが今
実はいろいろな意味を持っている事がわかってきています
ツボを触れれば 体の経脈に関連して変化が起きるかもしれないし
(そんなに簡単なことではないのですが!)
リハビリテーションのマッサージは何気なくやっているようで
実はどこをどのようにというように 触り方にしっかり根拠があります
Tタッチのように 軽く触れるだけでも変わってくることもあるし
リンパケアではまた違った意味があります
行動学的にも そもそも動物はさわられることがうれしいかどうかで意味が違ってきますし
ヘタするとほめるつもりでなでていても
実は極端な場合 罰になっていることもありえます
攻撃行動のご相談で
無意識に触っている飼い主さんの行動を止めていただいただけで
それが改善の第一歩だったりもします
うちのなっちゃんは柴系ミックスらしいので
柴に多い さわられることはあまり好きではない
いやはっきり言って嫌い派
それでも私がいろいろなやり方を学ぶと
その実験台にされていい迷惑・・・
実はそれだからこそ どういうタッチがよいのかとか
どのようなアプローチをしたらよいのかとか
こちらの精神状態とか 微妙な雰囲気とか
そういった細かいことまで気を使って
なでる~ふれる~さわる の微妙な感覚を
教えてくれたのかもしれません
ではここで実験!
自分で自分の頭をさわってみてください
毛にさわらないぐらいで止めても
頭の毛の根本が敏感に察知して
そこに手があること感じますよね!
体中毛に被われている彼らも
そのくらい敏感に感じているはずです
普通になでた時 どのくらいの力が加わっているかなって
秤で計ってみたら200g位かかっていました
ちょっと力を入れたらすぐに500g~800g
500っcの牛乳パックくらいの重さがかかるわけです
さわってなくても感じるくらい敏感なのに
ガシガシと牛乳パック位の重さで
あちこち触られることはうれしいでしょうか
というわけで
ご自分の犬や猫そのなで方 意識してみるだけで
それがある意味 コミュニケーションが取れるか取れないかの
分かれ目!ってことがありうるわけです
どのくらいの力で
どこに触れると喜ぶのか
触れるのは止めてくれって言っているのか
それがわかるだけで
彼らとの距離が縮まるなら こんないいことありませんね
今日はちょっと違った視点でふれあってみるのもオススメです