ポコとおヒナのひなたぼっこ♪ -2ページ目

ポコとおヒナのひなたぼっこ♪

ただいま1歳3ヶ月の男の子の育児中!
妊娠~出産、子育ての間に色んな出来事がありました。
時間がたって忘れてしまわないうちに、当時のことを振り返りながら綴ります。

次の病院までは、電車で2時間かかるので、

二人で話し合いながら向かいました。

やっぱり外科の先生と話したことが

私たちの気持ちの中で大きくなっていて、

昨日まではポコを諦めることになる、と

決心していたのに、

産めるかもしれない、という前向きな

気持ちにお互い変わっていました。

病院は、通常の産科でもあるので、

転院前の病院を思いだして、

病気が発覚する前が懐かしくなりました。

待合室で待っていると、いつも以上に

激しく動き回るポコちゃん。

洋服の上から見ても、ぽこーっと

動くのがよくわかりました。

このタイミングでこういうことが起きると、

「生きたい!」というメッセージだと

思わずにはいられませんでした。

私の診察の番がきて、まずは先生に

これまでの経緯を説明しました。

CCAMのことは知っているけれど、

実際に診察したことはないという先生。

場合によっては諦めることも考えている、

と伝えると、

「そんなに重症な病気なの?」

と半信半疑な様子でした。

いざ、ポコをエコーでみてみると、

「こんなに大きな嚢胞はみたことがない」

「心臓もこんなに右の方に片寄ってる」

「たくさん嚢胞があるんだね」

と、かなり驚いた様子でした。

私は、「産院の先生がみても驚くほど、

普通とは違うんだな」

「やっぱりこのまま継続するのは

難しいのかな」

「結局、いつも通院している病院は、

研究のために『産んでほしい』と

思ってるんじゃないかな…」

急に悲観的な考えがどんどん浮かんで

きました。

先生も、諦める可能性が高いと思ったのか、

手術の内容と日程の説明を始めました。

内容は調べていた通りで、

薬で陣痛を起こし、それと同時に、

子宮口を少しずつ広げていく処置をし、

通常の出産と同じように産むということ、

また、その後に必要な持ち物など、

具体的な説明でした。

日程は、既に手術を出来る期日が迫って

いる上に、子宮口が開くまでにも

かなり時間がかかりそうなため、

早めの入院を、とのことでした。

「入院の予約を入れますか」と聞かれました。

私たちは答えられませんでした。

元気に産まれる可能性のある子を

自分達で諦めてはいけないのではないか、

そう感じていました。

「明後日までに結論を出してほしい」

と言われました。

先生の説明が終わった頃、

もう一人、別の先生が出てきました。

「前にいた病院で、CCAMの患者さんを

見たことがあるから」

と言って、その先生も急遽、

ポコをみることになりました。

エコーでみながら、

「CCAMでこの週数だと、このくらい

嚢胞は大きいものだよ。

心臓も今は片寄ってるけど、

CCAMの子はみんなそうだから。

週数が進めば、良くなっていくよ。」

こんな風に言われました。

エコーの間もかなり動き回って、

先生も苦戦していましたが、

「元気な子だね」

そんな風に言ってくれました。

私たちは恐る恐る、その患者さんが

無事に産んだのか聞いてみました。

「産みましたよ」

さらっと言われたので、

本当かどうかわかりませんでしたが、

私たちのなかで、強い決心が出来た

瞬間でした。












~~今回からポコを妊娠していたときの

回想を再開します~~



妊娠20週に入った頃のこと。

手術の病院で診てもらう日がきました。

その日は、午前中いつもの病院で診察し、

午後から新しい病院で手術の相談をする、

という予定でした。

その日は転院後、初めて主人と妊婦検診に

行ったので、気分はルンルンでした。

主人も「久しぶりにポコに会えるな」

と楽しみにしていました。

なんとなくその日は朝から二人とも

ニコニコしていて、

ポコちゃんを諦めようとしている、とは

思えない雰囲気でした。

いつもの病院で診察後、CVRを聞くと、

相変わらず高い数字だけど、

前回よりも改善していました。

先生に、これから手術の相談をしに

別の病院へ診てもらいに行くことを

伝えると、とても驚いていました。

「確かに、数値は高いけど、

無事に産まれれば予後はいいのよ」

と言って、出産後ポコを手術する予定の

小児外科の先生と連絡を取り始めました。

「小児外科の先生が、手術の説明を

してくれるから」

と言って小児外科へ案内されました。

私たちは次の病院の時間も気になりましたが、

ポコの今後の具体的なことがわかるかも、

と、時間ギリギリでしたが、

小児外科で話を聞くことにしました。

(↓当時の記憶が薄れてきているので、

先生の書いてくれたメモを元に書きますが、

解釈が違うかもしれないです)

先生いわく、

今はCCAMという先天性嚢胞性腺腫様奇形

であるが、今後妊娠が進むと、

気管支閉鎖や狭窄、

又は肺分画症になるかもしれない。

肺分画症には、

大動脈から血流のある肺葉外と、

肺動脈から血流のある肺葉内がある。

それぞれによって手術の方法は違うが、

肺の余分な部分を取り除き、

スペースを作ることで、

肺が大きく広がっていくので、

肺の成長する1歳未満のうちに

手術をしたいと思う。

というような話でした。

話をしてくれた小児外科の先生が、

簡潔に、とても分かりやすく、

それに、直感で、信頼できる先生だ、

と思いました。

諦めようとしている私たちにとって、

出産後のポコを具体的にイメージできた

ことは、とても新鮮で、明るい気持ちに

なりました。

二人で温かい気持ちになりながら、

次の病院へと向かいました。











4月下旬、病院で診察してもらい、

周りに感染する疑いもないことがわかり、

4月最終週に、久しぶりに

保育園に通い始めました!

通えなくなってから、

2週間以上たっていました。

「もはや慣らし保育の意味はなかったなー

また、大泣きから始まるんだろうな」

覚悟して保育園に連れていきました。

4月の初めはみんな大泣きで、

お祭り騒ぎだった教室もすっかり

落ち着いていました。

ポコもその雰囲気にのまれた様子。

もちろん少し泣きましたが、

前ほどではなかったです。

4月の初めは足にしがみついていたので…。

泣くタイミングがなかったかな?

アスピリンを飲んでいるので、

怪我には気を付けてもらうように

伝えました。

そして私もいよいよ復帰です。

4月26日、予定より約3週間遅れて

会社に復帰しました。