ここ最近、７月７日の七夕は、雨天で星空を眺めることが出来なかったこちら方面でした。

昨夜は、やっと待望の星空を見上げることが出来、

星座表を手に念願の織姫星、彦星を探し出せました。

こと座のベガ、織姫星。

わし座のアルタイル、彦星。

夏の夜空に輝く一等星。

昼間は、また熱中症警戒アラートが、発令される暑さ。

しかし、前回見逃した能登半島への応援エールを込めた中洲流れを見に行くことにしました。

山笠や路地に張られた結界を見ると、少しだけ涼しくなるような感じもします。

水分補給に携帯扇風機を持参して気をつけながら回りました。

中洲流れは、歓楽街の裏路地にあり前回、飛ばしてしまったのも仕方がない感じもします。

スナックやバーが、並び、この方面には、なかなか入り込む機会もありません。

しかし、能登の被災地応援ですからその心遣いは、立派ですし、やはり見たいです。

能登の絵師を主人公にした山笠です。

被災地の復興には、まだ時間がかかるようで被害に遭った皆さまは、どんなにか、大変だろうと思います。

心よりお見舞い申し上げます。

能登の絵師の山笠は、見送りで表は、桶狭間の戦いになります。

櫛田神社には、ナマズを岩で抑える山笠が、ありました。

故事に地震を起こすのは、巨大なナマズであると言う言い伝えがあり

そのナマズを抑えて地震の被害を失くそうと言うものです。

こちら見送りで表は、矢で日輪を射るで見に来ていた若い男性は、「那須与一」と言っていました。

王が、ふたり並び立つことは出来ません。

世に太陽が、二つ在ってはならないので（暑すぎて皆、焼け死んでしまいます）ひとつは、射らなければなりません。

櫛田神社には、清道の幡が立っていました。

風になびいていたのですが、ちょうど一瞬止まった時があって写真に撮れました。

清道の幡は、赤い色でこれは、もしかしたら漢の赤じゃなかろうかと思ったりします。

山笠の土台の幕も赤です。

漢の時代に倭王や奴国王が、登場します。

清めの道。

赤は、古代より特別な色として使われて来ました。

そして、山笠が追い山になり走る時は、幕は濃い青になります。

ネービーブルーでこれが、Ｊリーグアビスパのチームカラーでもあります。

キャナルシティの山笠です。

光源氏胡蝶舞宴。

ＮＨＫ大河の「光る君へ」に因んでいるんでしょうね。

大河ドラマですから大石静さんの創作力も大いに発揮されています。

紫式部と道長の恋愛は、絶対に有り得ませんが。（笑）

ドラマらしく、やってくれていますね。

新鮮な解釈や見方があってなかなか面白いです。

博多駅には、商都博多の豪商たちの山笠がありました。

博多駅は、阪急やマルイなどがあって地元ではない企業が、進出しています。

きっと地元博多に礼を表しているのでしょう。

街の土台を作ってくれたのは、豪商たちでした。

しかし、その前の弥生時代にも商業や取引で栄えていた痕跡があることも忘れてはいけないことです。

見送りは、ワンピースでした。

上川端が、ガンダムですからなかなか、面白いです。

阪急百貨店では、アジアンフェスティバルが、あっていました。

お茶も持参していましたが、

喉が渇いていたのでミネラル補給と共にベトナムコーヒーのココナッツラテを飲みました。

アジアと言っても台湾が、主で後、ベトナムやシンガポールくらいであんまりアジアを網羅している感じではなかったです。

そう言えば、電車の中でインバウンドのご家族が、いたんですが。

お母さんと一番小さな男の子が、座ってお父さんと上の子たち女の子３人は立っていました。

女の子３人（小学生くらい）ともそれぞれスマホを持っていてひとりの子は、ずっと動画を見ていました。

こんなにＩＴが、浸透している国ってどこだろうとか、思っていたんですが、

日本人の高齢の女性が、乗って来ました。

すると、

お母さんが、男の子を連れてサッと立ち上がり席を譲りました。

ちょっと驚きましたが、素晴らしいことだと感心しました。

席を譲られた女性は、「ありがとうございます」とお礼を言っていましたが、

降りるときもまた、お礼を言っていました。

（感謝の気持ちは、伝わっていたみたいですが、言葉は分からなかったようです）

よもやインバウンドの中年の女性に席を譲ってもらうなんて思っていなかったようです。

すごく感じがイイご家族でしたね。

この猛暑の中、子どもを４人も連れて歩いただろうに

やっと座った席を譲れるなんてなかなか出来ることではないですよ。

３人いた女の子のひとりは、Ｇパンに鬼滅の刃の禰豆子の絵がついていました。

日本をたくさん楽しんでいただきたいなぁと心の中で思いました。

七夕の日、山笠巡り。