検査結果…(・・;) | ブラウンプー なっつとかりんのなんやかんや

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2013年2月、なっつの妹がやってきました!

動物救急センター(ER) で順番待ち。

 

思っていたより長い時間待ったあとに

まずは問診ビックリマーク

 

主治医の先生からおくられてきたデータとともに

今までの経緯の説明を聞いて下さった後に

めっちゃ念入りに触診、聴診。

 

その間、なっつかりん

先生にしっぽフリフリで

全力で愛嬌振りまいていたあせるあせる

 

こちらでもう一度血液検査と尿検査

レントゲン、エコーを実施することになりました

 

 

検査の為に地下の検査室に~

 

手違いで私も一緒にエレベーターで地下へあせる

ものすごい機材や設備にビックリビックリ

 

 

 

結局、ひとりずつ検査という事で

まずはなっつを預けてかりんと待合室で待機。

 

お預けする時にお腹の毛少し

剃りますね~と言われましたあせる

 

 

 

待つことしか出来ず

ドキドキしながら結果待ち。

 

 

いつもより詳細な血液検査、尿検査

エコー、レントゲンの結果

 

しかし、顕著な異常は見られず…。

j血液検査で基準値からずれてる項目もあるけれど

問題なしとのこと。

 

ちなみにかりん2~3時間位前では

CRP7.0以上だったのに

この時の検査では0.3以下ビックリマーク

 

 

通常、こんな短時間で下がる事はないとの事。

 

どういう事はてなはてなはてな

 

 

なっつかりんの今までの

健康診断(年1回)の時の血液検査の結果も

いつも持ち歩いていたので

そちらも見せました。

 

 

動物救急センターでも

血のつながりもあるから遺伝的な可能性もあるけれど

ほぼ同時になっつかりんが発症しているから

感染症の可能性の方が高いとの事。

 

 

今までの検査結果を合わせてみてみると

ふたりともに若干、貧血傾向にあるとのこと。

 

 

西に行った事があるかを聞かれました

実家が関西なので

最低、年に1回は連れて帰ります。

直近ではお正月

 

 

 

感染症のひとつであるバベシア症

マダニが媒介する感染症

赤血球に寄生することにより生じる溶血性貧血

 

関西より西の一部地域で多発しているそうですが、

最近では関東や東北でも感染の報告があるらしいがーん

 

 

マダニに噛まれた事もないとは思ったけど

可能性もあるとの事で外注検査を出す事にビックリマーク

(犬ベクター媒介疾患パネル9項目、病理細胞診)

 

 

外注に出した検査結果が出るまで

ステロイドは継続してくださいとの事。

(ステロイド投与中の為、症状が進行していない可能性もあるから)

 

 

 

お会計の時

覚悟はしていたけれど

請求金額を聞いて撃沈しました…fjre9

 

 

翌日、主治医の先生のところに行って

今後の事を相談

 

 

救急センターからは結果等や所見など

すでに報告がきていました。

 

 

 

 

 

 

数日後、検査結果のお電話電話

 

 

外注検査、すべて陰性ビックリマーク

もちろん、陰性で喜ばしい事なんだけど

結局のところ、原因不明汗

 

救急センターでは原因がわかって

治療方針が決まるものだろうと

勝手に思っていました…泣き

 

30分位お電話でお話しをした結果

結局、ステロイを辞めてみて

症状が再現するか様子を見てみる事になりました。

 

 

 

ステロイドは急に辞めない方が良いので

まずは投与量を半分に

その半量も1日おきにしてから

ステロイド投与を辞める事となりました。


 

 

 

 

6/22動物救急センターでの検査数値

 

 

検査項目 

(検査内容の備考)

 

血液検査の数値:なっつかりん(基準値)

基準値の記載のない項目もあります

 

※全血算(CBC)

 

WBC

白血球の総数。感染症・炎症・ストレスで増加。

ウィルス感染や抗がん剤投与後に一過性に減少することあり

1975010310  (6000~17000)

 

RBC

貧血など赤血球に関する項目。貧血では数値が減少。

脱水などで血液が濃縮すると上昇。

571539  (550~850)

 

Hgb

貧血など赤血球に関する項目。貧血では数値が減少。

脱水などで血液が濃縮すると上昇。

571539  (550~850)

 

Hct

貧血など赤血球に関する項目。貧血では数値が減少。

脱水などで血液が濃縮すると上昇。

35.634.9  (37.0~55.0)

 

MCV

1個の赤血球の平均容積

62.364.7  (66.0~77.0)

 

MCH

1個の赤血球内の平均ヘモグロビン含量。

23.323.6  (20.0~25.0)

 

MCHC

赤血球1個あたりに含まれるヘモグロビン量の平均値。

37.436.4  (32.0~36.0)

 

PLT

血液凝固に重要な血小板の数。

41.335.9  (20.0~50.0)

 

 

 

※血液生化学検査

 

NH3

アンモニア。肝機能低下により上昇。

3228  (16~75)

 

ALT/GPT

肝障害で上昇。

3228  (17~78)

 

AST/GOT

肝臓または筋肉の障害で上昇。

3123  (17~44)

 

ALP

ステロイドや肝胆道系疾患、副腎疾患、

あるいはステロイド投薬中に上昇。

256214  (47~254)

 

BUN

腎機能に問題が生じると上昇。

食後に上昇することもある。

26.126.8  (9.2~29.2)

 

CRE

腎機能に問題が生じると上昇。

腎臓のろ過率を間接的に表す。

0.70.8  (0.4~1.4)

 

GLU

血糖値。糖尿病やストレスで上昇。

9693  (75~128)

 

ALB

肝臓で作られる蛋白。血液の浸透圧などに関与。

3.63.4  (2.6~4.0)

 

TP

血液中の蛋白量。

6.46.1  (5.0~7.2)

 

TG

中性脂肪。肝臓や膵臓、脂肪代謝が生じると上昇。

24673 (30~133)

 

TCho

コレステロール。肥満や肝疾患ホルモン異常で変動。

145150  (111~312)

 

TBil

肝不全や胆汁排泄障害により上昇。黄疸の原因物質。

<0.1<0.1  (0.1~0.5)

 

CK

筋肉の障害で上昇。

5150  (49~166)

 

P

5.66.3 (1.9~5.0)

 

V-LIPA

膵臓の機能に問題が生じると上昇。

8145  (10~160)

 

イヌCRP

急性炎症で上昇。感染症や自己免疫疾患など

全身性炎症の有無や程度の判定に有用。

0.6<0.3  (0~0.7)

 

Lac

2.01.5  (0~2.5)

 

 

 

※血液ガス分析

 

pH(静脈血)

血液中のpH。呼吸異常や代謝異常により変動。

7.5297.471  (7.3~7.4)

 

PvCO2(静脈血)

血液中の二酸化炭素分圧。

呼吸器疾患異常や循環器疾患により変動。

32.236.5  (35~45)

 

PvO2(静脈血)

血液中の酸素分圧。

呼吸器疾患異常や循環器疾患により変動。

47.8130.3 

 

Na

生命維持に大切な電解質バランス

点滴計画に必要な項目

141.1142.6  (141.0~152.0)

 

K

生命維持に大切な電解質バランス

点滴計画に必要な項目

3.944.36 (3.5~4.8)

 

Cl

生命維持に大切な電解質バランス

点滴計画に必要な項目

119.1121.1 (102.0~117.0)

 

Ca

イオン化カルシウムの検査

119.1121.1 (102.0~117.0)

 

Hb

14.714.2  

 

vHCO3

重炭酸イオン濃度。酸塩基平衡の代謝性因子の指標

26.826.3 (20.8~24.2)

 

vBE

HCO3とともに、酸塩基平衡の代謝性因子の指標

4.02.7 (-4.0~4.0)

 

 

 

※尿検査

 

比重

1.0281.020 

 

ウロビリノーゲン

0.10.1

 

尿蛋白

+-

 

pH

6.07.0

 

尿検査でかりんは少し蛋白が出ていましたが

炎症が長引いているからでしょうとのことでした。