担任の先生を訪問~席替え | 場面緘黙症の娘との徒然日記

場面緘黙症の娘との徒然日記

場面緘黙症の娘のお話しを中心に日常をつづっていこうと思います。

こんばんは✨

前回の記事の続きになります。

校庭で遊んでリラックスしたあと、いよいよ教室へ移動しました。
最初に教室へはいったときは緊張でフリーズしていましたが、校庭である程度緊張もほぐれたので、すんなり教室へは入れました。

娘さんの席は教室の一番後ろの扉側です。これは出席番号順の並びになっています。

担任の先生が娘さんに質問。

「席は後ろでよかったかな?今だったら替えることもできるよ」と、、

娘さん、しばらくだんまり考えている様子でしたが、ささやくような小さな声で、

「一番前がいい。先生の近く、、○○ちゃんの隣がいい、、」と。←あらかじめ同じクラスでお願いしていた女の子の名前

ちなみに先生は、一番後ろのほうが視線を感じにくいかな?と思っていたそうです。

先生たちと考えた結果、○○ちゃんと娘さんの座席は一番前の教室の奥、先生の机の目の前になりました。

出席番号順から考えると、二人が前に出てしまうのは番号順にはならないので、支援級の担当の先生が一言、

「お母さん、すみません、本来は出席番号順の並びになっているので、もしかしたら気がつく保護者の方がいるかもしれません。○○ちゃんについて、話したりすることに関して少し配慮がいることなどお話しさせてもらってもいいですか?」と、、

思わず、いいですよと答えそうになりましたが、あまりにダイレクトに娘さんが話すことが難しいかもというような内容をいきなり発表するのも、、と思いましたショボーン

確かに、幼稚園の3年間では難しかったので、話せないかもという可能性は高い、、
だけど新一年生で、娘さんのことを全く知らない子達もたくさんいる。
いきなり娘さんは「話せない子」という先入観をクラスの子達に植え付けたくない、、

そこでふと思い付いたのが、

「すみません、今まで幼稚園では確かに話せなかったのですが、環境が変わることによって変化があるかもしれません。話せない子というイメージを最初から持たれてしまうのは、どうかと思います。お手間をかけて申し訳ないですが、視力が悪くて、、ということにしてください❗」と、、

先生方も、なんとなく納得してくれたようで、その案でいくことになりました、、

場面緘黙症に関して、支援級の担当の先生も、担任の先生も専門家ではないし、これから先生方と情報をうまく共有しながら対応していかないと、、と思いました。
完全に先生におまかせしきると、思っていた方向と違う捉え方になってしまうかもと、、
もちろん私も専門家ではないので、そのときにベストな選択が何なのかというのはわかりませんが、、
クラスの座席一つとっても、配慮してもらうということも単純な問題ではないなぁと思いました。