前回に引き続き感想を


 行政支援ということで

業務を実施してきましたが

その現状から見た問題点を・・・


 昨日の国会中継で議員さんも指摘していましたが

地元の自治体は、疲弊しきっています。


 災害を想定して、防災計画が策定され、

それを基に相馬市も対応してるのですが、

職員は、疲弊しています。


 私が、支援した部門では、被災住宅の対応を一手に任されています。

その実態は、震災後、1週間に0.5日程度の休みしかなかったようです。

業務も早朝から、午後10時過ぎまで

それが地元行政がすることだと

言われればそれまですが、

彼らも被災者です。


 自分たちがやらねばという

使命感で、業務をこなしているのでしょうが、

限界を超えているのではないかと、

危惧しています。


 防災計画はけして万全ではなく、

災害の急性期の対応に特化しているのでは

と思ったりします。


 住民に安心を与えるまでの間は、

その状況に応じて、組織や陣容を

機動的に変えていけないと

行政が機能しなくなるのではないかと思います。


 こんなことは、分かり切っていることのようですが、

組織の構成員が疲弊すると

自分のセクション以外のことが考えられない

状況に陥っていしまいかねません。


 この状況をなんとか乗り切って欲しいと願うことしかできません。


 防災の計画に携わる方には、

策定する防災計画が万全のものと考えないで、

状況に応じた、対応ができる仕組みを考慮に入れて頂きたいと思います。


 今回は、行政職員の愚痴を

代弁させて頂きました。