実は三宅島の雄山中腹には、2000年の噴火前は牧場が広がっていました☆

三宅村の村営牧場と、個人経営の牧場とがありまして。

昔、小さい頃は家族でよく遊びに行って、牛乳好きだったナツは

「牛さ~ん~」と牛さんが大好きでした♪



そのころはその牧場で搾られた『三宅島牛乳』があって、

小中学校の給食の牛乳はもちろん三宅島牛乳でした。

しかし、小2か3のときに、生産量が低下したかで給食では出せなくなったみたいで、

森永牛乳になりました。

替わった直後は、味が違いすぎて、牛乳好きなのに全然飲めなくて

驚いたのを今でも覚えています~



しかし、、

2000年の雄山山頂での火山活動により、中腹付近までは荒廃・・・

火山ガスで森の木々はすべて枯れ・・・

(その枯れた雄山の様子は、以前にも書いております>>こちら


そして、村営牧場が広がっていた付近は、今はこのありさま・・・↓
三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪  


青いサイロが残っているのが、かろうじてここが牧場だった名残ですが、

あとは、もう跡形もなく、ただただ荒野が広がっているだけ。。



村営牧場はもう何も誰もいませんが、

個人でやっていた牧場のご夫婦は、


さすがに牧場は再建させることはできませんでしたが、

再び牧場のあった土地に戻ってそこにあった自宅に住んでおられるとのこと。



先日、ひょんなことから、そのお宅に遊びにいくことに♪


雄山へ上る林道の途中にありまして、そこのあたりは枯れ木はまだ多少ありますが、

ススキなどの草はすっかり回復して、緑で囲まれた場所でした。


この日はぽかぽか暖かく、日だまりの中で気持ちよさそうにジャンベを叩くアジアン姉さん♪

三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪  


ここなら周りにご近所の民家はないし、誰も気にせず思いっきり音出していいんだよ~、

とご主人。

というわけで、わざわざジャンベを持ってきたらしい♪



お茶をいただきながら、ご主人と奥さんに牧場やっていたころのお話しをいろいろと伺いました♪


傾斜が野原を牛たちは毎日元気に放牧されていたので、足腰が丈夫だったとか。

夕方になって“おーい”って呼ぶと、牛たちが列をなして牛舎に帰ってきたとか。

だいたい雌牛は日中放牧している間に牧場内で子牛を生んで、夕方には生まれたばかりの仔牛も一緒に傾斜を歩いて帰ってきたとか。

搾った牛乳で自家製アイスクリームを作ったりしてたそうで。


貴重なお話が聞けました◎



そして、ご主人は弦楽器の達人でも!

三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪  


←こちらは胡弓という日本の古来からの弦楽器。


 馬のしっぽの毛でできた弓で弾くそうです。

 すごくいい音色~♪ 三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪  







そしてこちらが二胡

二胡は中国の伝統的な弦楽器で、最近よくTVなどで耳にしますね。


こちらもいい音色~♪

三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪  



私も教えていただき、弾かせてもらいましたが、


いやいやー難しいww


なんかキーキーと耳障りな音が鳴っちゃって。。

力をいかに抜くかが、いい音が出るコツだそう。

譜面も独特で難しそうだし(縦書き!)、、

うーん奥が深い・・・







三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪   帰り際にお庭(もしくは元牧場?)もお散歩させてもらいました~


ススキが生い茂る中、きれいに刈って道を作って、

展望台までありました!

三本岳や富賀浜が眺望できるナイスビュー!

夕日がいい感じに♪

三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪  


その一角で、ハイジ気分を味わう姉さん♪



ススキがだいぶ穂を広げてきて、

いや~秋ですな~♪






三宅島☆ナツの海と共に、風と共にLife♪♪