8月入って、海のプログラムが目白押しになります!
私の夏の一大イベント!の1つ。(一大イベントがいっぱいあるのです。)
『三宅島海洋自然体験活動リーダー養成講座』
◆島の海の面白さ、素晴らしさを学び、感じ、次世代へ伝えていこう◆
8月7~9日 リーダー養成講座
10日 子ども海の教室
島の子どもたちに、島の海をもっと楽しんでもらいたい、知ってもらいたい。
そのためには、一緒に安全に楽しんであげられる大人たちはいなくては。
それは、やはり島の大人たちでなくては。
“島の大人たちが、島の子供たちに、島の海を。”
~去年の様子~ 集合写真
ということで、まずは大人たちが島の海をもっと知りましょう。
それを、伝えられるようになりましょう。
海を正しく理解し、安全に、楽しめるようにしましょう。
と、いうことで、大人向けのリーダー養成講座と、
子どもたちの海の教室をセットにしたプログラムを3年前から始めました。
今年は4年目。
継続していくことの難しさを感じながらも、やっていくことの意義を年々強く感じています。
この活動を始め、続けていこうと思った出発点は、幼いころ、1人の師匠との出会い。
ジャック・T・モイヤー先生
アメリカ人の海洋生物学者。
50年以上前に三宅島に訪れ、島で暮らし、島を拠点に自然や生き物を研究し、
島だけにとどまらず、世界中で第一線で研究をし、
これほど環境問題が騒がれる以前から、環境保全や環境教育に力を注いできた偉大な人物。
彼がこの世を去って、もう6年がたつ。
彼が晩年、もっとも尽力し、訴え続けていたのが、子どもたちへの海の教育の大切さ。
その遺志を少しでも受け継いでいかなければと思い、
まずは自分ができることを、と思い、動き出そうと思ったのが、
この活動だった。
多くの方々にご協力いただき、形にでき、続けてこれた。
今年も、島の方々を中心に受講生として参加していただき、海を基礎からみっちり楽しんでいます!
噴火でできたタイドプール。潮だまり。
外海から隔てられて、小さい魚や幼魚たちの絶好の住みかになっていて、
たくさんの魚生き物たちに出会えます!
ここ1週間くらいで、黒潮の影響で南方系の魚たちが一気に増えた!
これからさらにどんどん面白くなっていきそう♪
島出身の若者でも、意外と魚の種類はあまり知らず、
こんなにいろんなのがいるの!??って感じなんですね。
もっともっと島の海のいろんな面を知って、もっともっと多くの笑顔が海で生まれますように。