海には、陸では考えられないような、不思議な空間が広がっている
海の青の中にただ、身を漂わせるだけでも素敵な空間
だが、そこで出会える顔に気づけると、
自分の周りでもっと素敵な世界が廻り出す
不思議な顔
愛らしい姿
海でのステキな出会い
クマノミとイソギンチャク
彼らは切っても切れない大切なパートナー。
イソギンチャクは触手に毒のある刺胞を持つ。
だから他の生き物は普通近寄らない。
クマノミは特殊な粘液を持っているので、イソギンチャクの
毒が効かないので、外敵から身を守るために、
イソギンチャクを住処にする。
しかし中にはイソギンチャクを食い千切ろうとする
凶暴な魚もいる。
なわばり意識の強いクマノミは、そんな魚たちを追い払ってくれる。
安全なイソギンチャクのゆりかごの中で、クマノミのあかちゃんもすくすく大きくなる。
黄色に黒の斑点。
丸四角い体に、なんとも愛嬌のある顔。
ホントにかわいらしい。
こんな顔でも、フグ類は魚類で最も進化した仲間。
それぞれのヒレを器用に別々に動かして、一生懸命泳ぐ。
この子に会えると、嬉しくなる。 また会えたね♪
群集
群れることで防御を図る彼ら。
集団で一斉に動くと、光の巨大な造形を創り出す。
瞬間でその造形は
様々な表情を見せてくれる。
見ていて一向に飽きてこない。
これも魚の仲間。どこにいるかお分かりでしょうか?
これまたなんとも独特な体をしている魚。
4本足の怪獣みたいでしょ。見れば見るほど、不思議で滑稽で愛らしい!
上手に擬態しているところを見つけると楽しくて仕方ない。
会えたときは感動でニヤニヤしてしまう。
海の中は本当に変わった、不思議な生き物が溢れている。
なんでこんな形しているの??思わず聞きたくなるの当然よね。
“なぜこんなにもいろいろ生物が、この地球には存在しているのか。
なぜ生物は環境に適応し、こんなにも良くできているのだろうか。
確かに生物は物理化学の法則に則っているが、それだけでは説明しきれない、生物特有の法則が、秩序が、世界がある。
それを理解するためには「生きている」とはなんだろうかと、私たち自身が考え続けること―。 ”
『生き物をめぐる4つのなぜ』の著者の長谷川眞理子先生のお話は、ただの生物学だけではなく、「生命」の神秘について考えさせてくれます。
やはり、生き物は多くの神秘と不思議が詰まっています。
その神秘と不思議との対面は、出会いは、やっぱり感動するものなんです。
海は特に、それが溢れていると思うんです。