さてさて、
三宅島体験ツアーは続きます♪
1泊2日(船中泊を含めると、2泊)のツアーは、三宅島を堪能するには短すぎるけど、
盛りだくさんのこのツアーでたくさんのこと、感じてもらえてます♪
では、2日目の様子をどうぞーー
2日目は午前中から体験その⑤
【大路池ガイドツアー ~春の森と鳥と~】
自然ガイドをしている島の人にガイドしてもらいながら歩いた、伊豆諸島で最大の淡水湖、大路池。
周りには豊かな森。
大路池も実は2000年くらい前の噴火口に水がたまった場所。
こんな深くて豊かな森も、最初はあの溶岩原だったと思うと、自然の気の遠くなるような時間を感じることができる。
樹齢600年になる巨木を見たり、野鳥の姿を目にしたり。
ガイドしてもらいながら歩くと、いろいろな発見があるんだ◎
何も生えていない溶岩原から、草が少しずつ生えて再生途上の場所、そして森の完成形の極相林まで。
この小さい島の中で、植生遷移の段階を順を追って実際に見ることができる。
これはなかなかスゴイことなんじゃないかと思うわけですよ。
そして、船に乗る前に最後に体験その⑥
【三宅を思い出せるおみやげ作り ~溶岩鉢~】
三宅島は国立公園に指定されているので、その辺に転がっている溶岩も無断で持っていくのは禁止されています。
でも、山の上で砂防ダムとか道路整備で掘り出されてほっとかれている溶岩は言わば産業廃棄物。
それをなんとか有効活用できないかと考えださせたのが、この溶岩鉢。
溶岩に穴をあけて、そこにコケを詰めて、島の植物の苗を植えこむと、なんとも素敵な溶岩インテリアに♪
ここでも島の人に教えてもらいながら、それぞれ個性ある
溶岩鉢ができた♪
島の噴火と森を見てきてもらったお客さんにとっては、
三宅の火山と森と人を思い出せる、とても素敵なお土産
になったようです☆
産業廃棄物の溶岩の有効活用と、植物の苗を栽培する人や、作る体験を指導する人など、新たな産業として、これはかなり期待できる!
1泊2日の弾丸ツアーで盛りだくさんの体験をして、満足してもらって帰路に。
島の皆さんの温かい気持に見送られながら。
* * *
そんなこんなで三宅島体験型ツアーのモニターツアーは無事、なかなか好評に終了~。
自分としても、島の売りとする海の体験をなしに、ここまで楽しめる内容の濃いツアーになるとは思わなかった。
いやぁ、これはかなりイケるんじゃないかと思いました!
しかし、肝心なのはここから。。!!!
これを観光産業としてしっかりとして事業化していかなくては。
それにはまだまだ課題も山積み!!
島民のみなさんに理解してもらって、島民が一丸となって協力していかなければ、これは成功しない。
今回のツアーのそれぞれの体験には、必ず島の人に協力してもらった。
島の人との触れ合いが、訪れた人にも最も心に残るものになるみたい。
まさに“地域密着 島民一体”となって展開していくべきもの。
いろんな考えの人がいるけど、みんな島を良くしたい、もっと元気にしたい、の想いは共通している。
私はこういったツアーを島民みんなで協力してやっていくことが、島のためにすごくいいんじゃないかと思ってる。 島の人みんなで頑張って行ければ、ほんとにステキな島になる。
この島で、もっとたくさんの人が笑顔になれる。
この島の海も森も、人もみんな元気になっていく。
うん、これからが肝心だ!楽しみだ!!
これを実現していくために、私は力を尽くせる人間になりたい。
自分の大事なこの島のために。島で生きる自分のために。
ということで、このツアー実現に向けて頑張る島民と私の様子が放送されまーす!
==@NHK総合=============
第1弾 5月22日(金)20時~
『ご近所の底力』
第2弾 6月19日(金)19時半ころ~
『Save the Future ご近所底力特番』
↑こっちで今回のツアーのドキュメンタリーが紹介
=====================
よかったら、三宅島民が頑張る姿をご覧ください☆
そして、このツアーが実現したら、ぜひご参加してくださいね~♪