打楽器の高比良です。



今年で打楽器歴は13年目ということになります。

今は千葉県のオーケストラに所属するかたわら、軽音楽部の顧問という形で音楽にかかわっています。



 
軽音楽部をやっている中で、気づいたのは、


「相当ひどい音でなっている音楽でも、

リズムさえしっかりしていれば、音楽としてかなり聴ける」


ということです。




僕達が音楽を知覚する上で、


リズムというのはなんというか「認識の型」のようなものになっている思うんですよね。


この「認識の型」に当てはめることができる音楽は受け手にとって容易に受けとめ易い。


逆に自分のリズム感覚に当てはめることができない音楽は、受け手にとって相当きつい、ということです。



 
ぜんぜん関係ない話かもしれないけど、


たとえば現代音楽が嫌いっていう人は多いですよね。


そういう人は、「メロディーがぐちゃぐちゃだし不協和音が多い


」ってことをその原因にあげることが多いと思うんですけど、


あと「リズムがわかりづらい」っていうことも原因としてかなりあるんじゃないでしょうか?




ブーレーズとかメシアンの曲って、リズムが複雑すぎて、


普通の人にはもうリズムとして感じられない。

(矢代秋雄は『大欲は無欲に似たり』という言葉で表現していた)。


あるいは武満みたいに、ビートを作るということを放棄した音楽もしんどい。


だから現代音楽でも、ストラヴィンスキーとか三善晃みたいに、

変拍子が多くてもビートがわりにはっきり出る曲なら、吹奏楽なんかでも比較的にとりあげられていることが多いと思います。


 
今回のバルトークも、


そういう意味では、

『変拍子が多くてもビートがわりにはっきり出る曲』の典型です。



打楽器の一員として、生き生きとしたビートを供給できるように、


これからの残り少ない練習頑張りたいと思います。






(打楽器 たかひら)

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