入院生活も丁度2週間。
今日は朝から、ストーマの抜糸であった。
「9時半にベッドにいるようにシャワーを浴びてて下さいね」
と昨晩、夜勤の看護師に言われていた。
パウチを剥がす時間を5分くらいと予測して、9時10分にアラームをセットし、シャワーを浴びた。
自分でパウチを剥がすのは2回目だったが、1回目も割と上手く剥がせたので問題なし。
泡石鹸を少しずつ刷り込みながら、徐々にシールを剝がしていく。
ただ、皮膚が少し弱いのか、やはり剥がした跡が少し赤くなっている。
『リムーバー買っといた方がいいかなぁ』
と考える。
ストーマにガーゼを当て、病室のベッドに戻ったのが、9時28分!
ジャストタイムである。
すぐに主治医が来てくれるものと待っていたが、なかなか来ない。
廊下に顔を出し、キョロキョロしているところを看護師が見つけ
「シャワー終わりました?先生、今、外来に降りちゃったんで、呼びますねー」
と言われて、先生が来たのは15分後。
こちらとしては、ガーゼを当てたストーマから、いつ便が飛び出すか気が気でなかった。
案の定、抜糸の途中でモコモコとこぼれ出してしまた。。。
「す、すみませーん」
自分の意志とは無関係に出るものなので、仕方ないのだが、9時半ジャストに来てくれてたらなぁ。。。
抜糸は、まぁすぐに終わったのだが、2,3日前からの肝機能の問題があった。
実は、術前に正常値であった肝機能の低下が、血液検査の結果わかっていたのだ。
パッと見せられた血液検査の結果では、肝機能の関係が、すべて1桁上がっていたのだ。
当初は
「手術中に使った麻酔とか、その他の薬剤の影響だと思うので」
と言っていた主治医も、下がりつつあれど、まだまだ正常値にはほど遠い値を見て、
「もしかしたら、自己免疫性肝炎とかの可能性もあるんですけど。。。」
と。
その検査結果がわかるのが約2週間後である。
術後に肝機能が低下する情報は、ネットを見ると割とあったが、自己免疫性肝炎となると、なんと難病指定されているではないか!
『マジかぁ~・・・』
と結果が出るまでは不安な日々を送ることとなる。。。。