こんにちは
見てくださってありがとうございます
先日のTVで、昭和特撮ヒーローの哀しき悪役に肩入れしてしまうという少年が、
「元々人間のせいで生まれた悪役が殺されるんです。
どっちが悪だと思いますか?」
などと問いかけているのを見て、私は感動してしまいました笑
毎日誰が悪いあいつが悪いと色んな事件を見聞きします。
この少年の問いかけを聞いた時に頭によぎったのは、十字架にかけられた時のキリストの祈り…
「父よ、彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか自分でわからないのです」
私はキリスト教信者ではありませんが、本当に私たち人間はそうだと思います
TVの中で、「どちらが正しいの?」と子供に聞かれて、頭を抱えてしまう大人の姿。
…それでいいと思いました
まずはキリストの言葉通り、「私たちはわからない」ことを謙虚に認めるのが大切なんじゃないでしょうか
でも、私たち人間は「わからない」と言って、これからも哀しい悪役を生み出し続けるんでしょうか
少年はきっとそれを大人に問いたかったのだと思うのです
まず、私たちは生活の中で
出来事(行動) → 感情 →思考
というパターンを繰り返しています
出来事に反応する自然な感情は
喜び
恐れ
怒り
悲しみ
の、大まかに4つだと言われています。
「喜び」以外はネガティヴ気味な感情なんですよね〜
だからこそ、無意識に過ごしていると、どうしてもネガティヴ気味の思考が生まれてしまうのです
思考は誰にも気づかれないから何を考えてもいいという訳ではなく、実際にエネルギーを発しています
それが周囲や、自分や、人生に、宇宙に、どれ程影響しているかについて気にしない方が多いように感じます。
自分が発したエネルギーは宇宙の無条件の愛の法則に基づいて、倍増してあなたの元にも返ってきます……
そしてまた
出来事(行動) → 感情 → 思考の繰り返し。
何が起きたから→こう感じて→こう考えている。
という自分の内面の動きを知らずに過ごしていると、人生何がどうなってるのか自分が何をしているのか正しい判断もできなくなってしまいがちです
「自分の内面の動きを知ること」
例えばあなたの職場に謎めいた新人さんが入ってきたとしましょう。
→なんだか怪しくて不安になります。
仕事を取られるんじゃないかとか、意地悪されるんじゃないかとか色々考えて落ち着きません。
ここで不安や恐怖や心配や怒りを感じるのはただの機能として備わっているものです
その無意識的な心の動きをわかっていないと正確な判断ができず、人は不安や恐怖から攻撃 (自分責め・他人責め) に出てしまいがちなんです
不安や怒り、恐怖心から生まれた思考(行為)が、正義になるとややこしい と思いませんか
→「あいつを辞めさせるべきだ……」
そんな思考が始まると、自分にも、みんなにも、幸せは循環しません。
「どうしたらあいつを辞めさせられるか」と、考え始め、行動を起こす前に、ほんの少しだけ思ってみてください。
「自分と、みんなが幸せであるように。
その場全体が気持ちの良い場であるように」
そう考えてみたら、別の選択肢が見つかるかもしれません
意識して、いつもベクトルをそちらへ向けていられるといいですね
自分の内面の動きを観察するようになると、相手の内面の動き (本質) を見抜く力にもなると思います
あなたは今何を考えてどんなエネルギーを放っているでしょう
暑さで大変な思いをされている方も多いと思います。どうしてもイライラしてしまいがちです
でも、どうか協力し合って、みんなでこの夏を無事に乗り切れますようにと祈っています……