毎日命式読みをしていますが、十干については語り足りないので、別で記事を書きたいと思います。
語らせてください。
どんな十干でも本当に素晴らしいので!!




四柱推命のベースとなる陰陽五行説では
木、火、土、金、水の五つで世界のあらゆるものが構成されていて、その五つの要素は陰と陽が含まれているとされています。


人間も自然の一部。
自分を自然の中のものに当てはめると何になるか…を知ることは、自分が何をしたくて産まれてきたのかを知る指針になります。


カウンセリングでも、この部分をお話しすると気持ちが楽になる方は少なくなかったんですよね。それだけ自分のことを客観的に知るって大事なことなんだと思います。


なのでそれぞれの十干についても、少しずつ書いていこうと思いますニコニコ


あなたの気持ちが少しでも楽になって、自分のことをますます好きになりますように。



まずはあなたの日干を確認してみましょう。
花木えりな先生の命式サイトからご確認ください。
赤く四角で囲っているところがあなたの日干です。
甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸
のどれかが書いてあります。


今日は、その中でも甲と書いてある方に。





甲は、きのえと読みます。
木(き)の、兄(え)。
大きな樹木を表現しています。


空に向かって真っ直ぐ、太く伸びる樹。
太陽の日差しをいっぱい浴びて、枝葉を大きく広げる大樹です。
その枝葉に鳥たちが集い、幹へ視線を下ろすと草花が寄り添うように茂っています。
人々もその木陰で休んだり、時にはピクニックをしてみたり…温もりと安らぎの場です。


同じように甲を持つ人は筋が通っていて、曲がったことを嫌う真面目で誠実な人。ゆえに自分をも厳しく律します。
御神木のように厳かな優しさで人を見守れる寛容さも持ち合わせていて、人が集まってきます。


一方で新しいことを始めるのは得意な方じゃないかもしれませんね。
木は折れてしまうと回復に時間がかかるように、甲の人も精神的に挫折すると立ち直るのに時間がかかるので、失敗するとプライドが傷付けられそうなことが怖くてなかなか踏み出せないところがあるからです。



でもね。
木は切られ、加工され、人々の生活に役に立つ形に変えて生活に関わっていきます。
同じように甲のあなたも、やりたい事があるのなら、失敗を恐れずに進んでいくことも時には大切です。あなたはどんな形であれ、必要とされる人なのですから。



グラグラな土壌ではすぐ流されてしまうし、栄養のない土壌では太く育ちません。
どこでその根を張るかによっても、大きく影響されるのが木のグループ(甲・乙)の特徴でもあるので、どんな環境…職場や人間関係に身を置きたいのかを考えるようにしましょう。



大きく根を張り、枝葉を広げ、人々が安心して集う場所として「あり続ける」こと。
それが甲の役割です。





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