皆さん、こんばんわ。
河合範安です。



今日は1日遅いですが、真珠湾奇襲の日なので、真珠湾奇襲と大東亜戦争について書きます。

それと最初に断わっておきますが、大東亜戦争は日本が一方的に悪かったわけではありません。
日本が敗戦したから、
「日本が悪い国だった。正義の連合国が悪い日本を退治した。悪い国だった日本はアジアの国々に謝罪しなければならない」
と主張する村山談話・河野談話という倒錯的なポエムで決めつけられてしまったのです。

そもそも世界史を見ると、全く悪くない純粋潔白な国なんて地上のどこにも存在しないし・・・
どの国々の歴史も結構悲惨ですよ。
日本だけが悪い国と言われる筋合いはないです。

本能寺の変の後でも、明智光秀が悪人のように語られたのは、彼が羽柴秀吉に山崎の戦いで敗けたからで、彼が仮に勝っていたら、織田信長が極悪人で、それを成敗した光秀が正義と語られたはずなのは間違いないのです。
本能寺の変当時は、多くの関西の大名達は秀吉が正義で光秀が悪だから秀吉についたのではなく、秀吉が光秀より優勢だからついたに過ぎません。
何せ強い方について、家を残すことが戦国時代は第一だったからです。



さて、1941年当時の世界情勢を見ますと、世界中に多くの植民地があり、独ソが激しい地上戦を繰り広げておりました。
当時のアメリカは一応世界一の軍事大国でしたが、それでもソ連やドイツ、日本等とそれ程離れていませんでした。
アメリカは第二次世界大戦を通じて超大国の地位を確立するのです。



しかし、日本の真珠湾奇襲は全く馬鹿げた行動でした。
その理由は過去に何度も検証しております。






結局、上記で検証しましたように、1941年時点ではアメリカに勝つことが出来ないのですから、開戦の口実をわざわざ与える真珠湾奇襲は避けるべきでした。
ハルノートも返答はせずに、世界中に内容を公開してれば、ルーズベルト大統領は危うかったのです。
仮に、我慢出来ずにアメリカが日本に先制攻撃してきたら、ルーズベルトの選挙時の不参戦の公約違反を米国民へ煽れば良かった。
大日本帝国の戦略の大ミステークでした。



しかし、真珠湾奇襲も大東亜戦争も既に過ぎさったことです。
もう二度とこのようなことをしなければいいだけなのですが・・・



70年たった今、全く同じような光景が見えませんか?

昔は軍事力の戦いでしたが、今は経済力の戦いです。

亡国の原因の帝国海軍と財務省が重なって見えませんか?

一億火の玉と一億総活躍社会が重なって聞こえませんか?

開戦半年程の連勝と金融緩和・年金投入での一時的な株高が似てませんか?

山本五十六大将らの真珠湾奇襲断行と安倍総理の消費増税断行も似てますね。



どちらも既定路線だったから仕方ない・・・とひろのざれごと様と負け猫の遠吠え様ら安倍信者の方は、斯様な戯言を仰りそうです。
彼ら安倍信者の方は、2013年3月15日以前の記事とそれ以降、特に現在の記事を読み比べて見れば明らかですが、TPP大反対から大賛成に直ぐに変わりました。

理由は安倍総理がTPP賛成派だからです。

ようは、彼ら安倍信者の方は損得利害を冷徹に分析する能力が全くなく、
「僕らのアイドル総理、安倍ちゃんが賛成ならTPP賛成!」
と、感情で判断するという愚を犯しているのです。

政治家は損得利害で、アイドルは感情で選びますが、彼らにとって安倍総理は政治家ではなくアイドルなのです。
ようはAKB48総選挙のノリで、好きな政治家を判断しているのです。
話になりません。



上記のような感情論は
「打倒鬼畜米英!」
カルト反米教・カルト反英教同様に、いつか来た道ですね。
いい加減気づきませんか?
猫さん、ひろさん?



今日の曲はAKB48で「フライングゲット」。