この前ららぽーと横浜店の中の紀伊國屋書店に行ってきたので、大変売れている『戦後史の正体』(孫崎享著)を立ち読みしてきました。



しかし、あの山本太郎が薦めている本だけあって酷い内容でしたよ(笑)



この本では日本の政治家を

対米従属派

自主独立派

の二つに分類しています。



前者が吉田茂を筆頭に池田勇人・三木赳夫・中曾根康弘・小泉純一郎・安倍晋三等



後者が重光葵を筆頭に鳩山一郎・岸信介・田中角栄・福田康夫・鳩山由紀夫・小沢一郎等



といった具合に分けてました。



で、前者が日本をアメリカに売り渡してきた政治家で、後者が日本の国益を守ろうとしたという論旨でした。



しかし、孫崎氏はこの本以外でも

「中国の古地図には14世紀から尖閣諸島が中国の領土と記されている」

として中国領土だと主張している人です。



14世紀の領土が基準なら、今の世界地図も大幅に書き直して民族大移動をしないといけないんですが・・・



孫崎氏はアメリカに

「14世紀の領土が正しいから、アメリカ人はインディアンに土地を全て還してヨーロッパに戻れ」

そしてロシアに

「シベリアのロシア人はウラル山脈より西に戻れ」

更に中国に

「中国東北部から漢民族を追い出せ」

って主張したのかなemoji



中国が尖閣諸島の領有権を主張したのは沖縄返還以降です。



本の内容の主な間違いは



1、昭和天皇に戦争責任があったと歪曲。

しかし、昭和天皇の御聖断がなければ、孫崎氏自身が今生きていないでしょうから、恩知らずにも程があります。



2、吉田茂や対米従属派は日本の防衛をアメリカ任せだったと書いているが、吉田は中国が仮に核武装したら、日本もソ連には対抗できなくても、中国には対抗して核武装すべきと主張していました。



3、小沢一郎は自主独立派ではありません。

20世紀まではなんでもアメリカの言いなりで、21世紀になりアメリカが衰退して中国が台頭してくるとなんでも中国の言いなりになりました。

石原慎太郎

「あの人(小沢一郎)程アメリカの言いなりになった人はいない」



4、対米従属派と自主独立派という名称で、愛国者と売国奴を転倒しています。

吉田茂は保守派でした。

実は対米従属派とされている政治家こそが自主独立派で、自主独立派とされている政治家こそが真の売国奴です。

安倍・麻生・小沢・鳩山を見れば分かります。



5、孫崎氏は尖閣だけでなく北方領土・竹島も日本領ではないとカイロ宣言やポツダム宣言を引用してますが、歪曲してます。

条文に北海道・本州・四国・九州だけでなく、その周囲の島々もと書いてあり、その中に北方領土・竹島・尖閣が入るんです。

孫崎氏に騙されないで下さい。

また、アメリカが日本と周辺国に争いの火種を残すために領土問題を残したというのもデタラメです。

大体、アメリカが日本への北方領土の返還とかを支持してますし。

そういえば、反夏好者の者で散々夏好者日記を荒らした癖に

「北方領土はロシアの領土」

と言ってた売国奴が去年いましたね。

北方領土・竹島・尖閣が日本領土でないと主張する者は、日本国から貰った録を全て返上し、日本から出ていけemoji



ツイッターでは孫崎氏に5万だっけなemojiフォロワーがいましたね。



それとこの間ツイッターで痴漢犯兼反米屋の植草一秀を見かけたので、「いい加減被害者に謝れっemoji」て言ってきました。



麻原彰晃・宅間守・加藤智大も反米屋でしたし、植草一秀もそうです。



日本の大犯罪には大半が反米屋が絡んでます。