龍 2024年 龍
令和6年1月1日16時10分

おはようこんにちこんばんは🌆

地震で被害に遭われた皆さんがご無事であることをお祈り申します。また、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

全国の消防本部には緊急消防援助隊という大規模災害が起こった際に出動する隊が編成されています。今回の地震でも、その緊急消防援助隊が出動しています。私の同期生も石川県で活動しています。どうか1人でも多くの人が助かりますように




ということで、今回のテーマは「防災に関すること」にしようと思いますダッシュ
災害には、自然災害と人的災害があります。

今回のような地震や台風などは"自然災害"

ビルの倒壊やガス爆発などが"人的災害"にあたります。

今回の地震で多くの家屋が倒壊し、すでに30余名の方が亡くなられています。今回の地震では自然災害と人的災害が重なり合い大きな被害になりました。

私は、石川県へ旅行に行ったこともありますが、風情ある街並みを残しつつ、鼓門のように近代的な建物も多くある場所だと覚えています。
しかし、風情ある街並みが今回の大きな被害を出した一因だとも考えます。
古き良き文化を重んじることも大切ですが、そこには手入れが必要不可欠です不安

命を守るために「遺産は変わらない姿で残し続ける」のではなく、変化することも時には必要だと私は思います。

では、今日のテーマ"防災"についてキメてる

備蓄はありますか?
期限は大丈夫ですか?
避難所は確認していますか?

これは今までずっと言われて来ましたね

ここでは、元消防士ということを活かして皆さんに色々知っていただこうと思います。

 ​防災グッズ


・水(何と言っても生き抜かなければなりません。)

・スリッパ(何が落ちているかわかりません。足を守りましょう)

・懐中電灯🔦(暗い時には水を入れたペットボトルを電気の上に置くと反射で広範囲を明るく照らします)

・簡易トイレ袋(最近は100均でよく見かけます)

・非常食(アルファ化米、非常用のビスコ等この二つは実際私も食していますが美味しくもあり保存期間も長いです)

・タオル(止血等にも使えます)

・手袋

・使い捨ての下着(Amazonで30枚ぐらいのセット売ってました!)

・生理用品(女性はいつ来るかわからない不安があると思います)

・絆創膏

・カイロ

・防寒用アルミシート 

                    等

最近は、セットになったリュックが売っています!


 ​怪我をした時


・血が出ていたら家にあるもの何でも構いません。綺麗なタオル、服などでグッと血が出ている箇所を押さえてください。
・捻挫をした時は、足であれば靴下を一枚履いた後、足に添え木を当てて一緒にタオルなどで縛ります。
・もし呼吸をしているかわからない場合(反応が全くない)、その場所が安全であればすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)をしてください。救急車救急車を呼んでも来てくれるとは限りません。道路の寸断や出払っている場合もあります。その人の命を救える可能性があるのは、近くにある貴方だけです。これは日常生活でも同じです。可能であれば、周りの人と協力してAEDを準備する等してください。その行動だけで、現場活動をしている現役の救急隊も救われます救急車消防車
また、病院はニュースでご覧の通り、被災後すぐは患者で満杯になり機能しなくなります
ご自身で落ち着いて対処することが必要になりますえーん

 火事が起きている時


小さくても火はすぐに広がります。
地震後は断水していることもあるので、消火活動が難航します。
みなさんまずは、できるだけ遠くへ逃げてください。
避難所も火災現場が近ければ燃え上がる可能性があります。安心は禁物です悲しい
また、普段の生活でも言えることですが、消火器🧯は一本20秒程度しか出ないものがほとんどです。自分の背丈より大きい火には絶対近づかないでください不安


 ​トイレ事情


仮設トイレが建てられるまで簡易のトイレ袋があると安心ですね!

ただ、袋がないからと水分を摂らない、食事を減らすなどの行為は返ってストレスとなり、脱水の原因や体調不良の原因となるので、できる限り普段通り摂るようにしましょう。



 ​避難所生活について


トイレや避難所を出る時はできる限り子供や女性だけで行かないようにしましょう。

日本でそんなこと…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、性被害や誘拐などを防ぐためにも気をつけてください悲しい

避難生活のストレスから犯罪を起こしてしまう方もいます。一人一人がご自身の安全を守れるようお気をつけください。

また、ずっと動かないなど、血流が悪くなると冷えに繋がったりもします。そして、次動いた時に動かず壊れた細胞から出た毒素が心臓へ悪さをして最悪死に至ります。

どうか声を掛け合って、少しでも構いません。体を動かしてください。寒くて動きたくないかもしれませんが、物資が届かない場所では暖房器具もありません。少しでも動くことで血流が良くなり、体が温まります!

少しのストレス解消にもなります。どうかみなさん声を掛け合って。


今、避難生活をされている方が1日でも早く暖の取れる居心地の良い場所で生活できる日が来ますように晴れ




 令和6年能登半島沖地震


被災された方も被災されなかった方も

今回の令和6年能登半島沖地震の被害を前にたくさんの人が元旦の楽しい時間を奪われました。

これ以上、何も奪われないで済むように私たちは1人1人が努力しないといけません。

私の前の職場の先輩方、同期、後輩が緊急消防援助隊として被災された方を1人でも多く助けたいと出動しています消防車救急車

みなさん1人ではありません。顔も知らない誰かが助けようと必死に昼夜問わず頑張っています!

どうか希望を捨てず、消防隊員、消防団員、自衛隊員、警察官、の活躍を信じましょうパトカー救急車消防車


どうかこれ以上被害が広まらないよう、1人でも多くの命が助かるよう、出動している緊急消防援助隊の隊員が家族のもとへ無事に帰れるよう祈っています。


#がんばろう日本#がんばろう石川#がんばろう能登半島#1人じゃない#緊急消防援助隊#届け想い#がんばれ緊援隊#どうかご無事で