満開の桜の木が風でしなる
何を思う?
心がふっと抜け出し
宙を舞う
桜の木が動き出した
あっという間に
人の形をなした
彼の舞う春よこいが目の前によみがえった
しばしさまよう心の色は
ゆづ色に満ちていた
しかし次の瞬間
桜は桜に戻っていた