今日は山の日ですねえ。

山といえば、やまびこ。

あ~ああ~と大きな声で叫びたいですよね。

大きな声といえば、腹式呼吸

ということで、今日のテーマは腹式呼吸です。(なんか無理矢理感)

 

どん。

最初のバイオリンの音でもうね。

ポップスから離れているなって印象では?

 

いきなりの腹式呼吸批判。いきなりですよね。

腹式呼吸反対派はDr.Hと同じですね。

 

今まで発声でどんなことを習ってきたか?

へー9割なんだ。てっきり半分ぐらいミックスボイスって答えるかなって思っていた。

だって、ミックスボイスってすぐすぐできるものじゃないし、ミックスボイスできるようになって高音出せるようになりたいじゃないですか。

なので、高音出せない人にとって一番印象に残りやすいと思うんですよね。最近の曲はとにかく高いですからね。最近の曲歌えるカラオケようになりたければ、やはり高い声を出せるようになりたい→ミックスボイスを習得したいって思いが強くなるはずです。

そもそも、腹式呼吸って歌カラオケの基礎だと言われていますからね。基礎って地味で目立たないものですから、忘れている人も多いんじゃないかと思ったのですが…

 

本当にそう感じますか?

 

ここ重要。

夏夫の座右の銘である「百聞は一見にしかず」ですよ。理論的にはこうなっているから。聞いた話だとこうだから。そうじゃないんです。自分で試してみてどうだったか?本当に良かったのか?それとも、あまり変わらなかったのか?逆に悪化したのか?そういう結果が大事。

だって、歌カラオケが上手くなるのは講師じゃなくて自分自身ですからね。自分が歌カラオケ上手くなるためにボイストレーニングダンベルやっているんだよね?ここ忘れちゃダメですよ。

ということは、自分が出した結果が一番大事なのでは?出た結果から自分に足りないもの、必要なものを考えていくんだよね?

で、足りないものが分かった。じゃあ何か対策あるのか?本とかで調べてみた。ふむふむ。こうすればいいのか。

で、トレーニングダンベルしてみた。結果どうだった?

本当にその対策で良いと感じますか?

 

検証しました?

論理的に、なぜいいかって説明できますか?

どのような歴史的背景から生まれたか、その起源をご存知でしょうか?

 

まあ、ここまで知ってなくてもいいとは思うけど、Dr.Hなら全て完璧に答えられそう。

講師の方も含め、ほとんどの人が知らない。まあそうでしょうね。

 

ちなみに、BEAMをこれに当てはめてみましょうか。

本当にそう感じますか?→感じます

検証しました?→検証してみた結果、音程音符が取れ、ピッチが高くなりました

論理的に、なぜいいかって説明できますか?→夏夫理論だけど、こんな感じ。簡単に説明すると、BEAM=玄関弦管の振動ギザギザ

どのような歴史的背景から生まれたか、その起源をご存知でしょうか?→Dr.Hが歌っている人の顔をじろじろ見ていたら、BEAMがもぞもぞ動いているのを発見したんだよね

 

すごい。すごいぞ。

一介の生徒である夏夫でここまで説明できるぞ。

珍しく非ポップスの立場でここまで一致しています。

 

最初のバイオリンの音やチャンネル名「こころ・こえ・ことばの教養 モダン・リベラル・アーツ」からも非ポップスの雰囲気が伝わりますが

 

ボイトレの本で、オペラの発声法の本を勧めている時点でクラシック側の人間だと分かります。

まあ、しっかりとした「教養」をつけるには、オペラの本しかないという側面もありますが、それにしても偏り過ぎかなと。

せめてDr.Hのkindle本を入れても良かったのではないかと思いますね。

「教養」にはならないかもしれないが、ジャンルの偏りが是正されるので。

そうだよね。歌カラオケが下手な人が見るチャンネルじゃないよね。ある程度歌えて、カラオケというものを勉強したい人が見るチャンネルだよね。

高音が出ない。とか、音程が合わない。とかに悩んでなく、小さいことだと思っている人が見るチャンネルだよね。

なので、当ブログの主な客層だと思われる「歌が上手くないので歌を上手くするヒントが欲しい」と思っている人向けじゃないですね。

それでも、そんな人が見るような動画カメラなのに、腹式呼吸批判なんですよね。

 

最初の動画カメラに戻る。

数学の公式の話は全くその通りですね。

ここまでDr.Hと同じ方向。

 

腹式呼吸がダメな理由

  1. 息が必要以上に漏れる
  2. 喉周りの筋肉のコントロールが難しくなる
  3. 整体の振動の速度についていけない
  4. 整体周りの筋肉のコントロールによって呼吸は自動的に行われる
  5. 精神世界を鍛えるためのもの

だそうです。

スポーツとか、管楽器とか、歌に関係ない人も見ているかな?だとすれば、今日のは参考になる内容かもしれない。今日はその視点でも見ていこうと思います。

 

1番。息が必要以上に漏れる。ゲロー

簡単に書くと、元々の腹式呼吸と今の腹式呼吸では内容が違うとのこと。たくさん吸って吐けになっていると。

あれですね。以前、似たようなことを書いたが、腹式呼吸ではないナニカですね。

なんということでしょう。ボイトレの世界って○○じゃないナニカがたくさん溢れていますね。だからみんな騙されて、Dr.Hなんか独自のメソッドを作ってますよ。

 

肺とか身体の中の話は実際に見たわけじゃないのでよく分かりませんが、その理論をもってしても、腹式呼吸は良くないんですね。

そこで、息が必要以上に漏れる。

次、重要。

長く息が続くと思われている腹式呼吸ですけれども、実は必要以上に漏れるために息が続きにくいのが現実です。

そう。特に後半。腹式呼吸は息が続きにくい

管楽器演奏する人へ。腹式呼吸で演奏すると良いって習ったけど、息が続きにくいから辞めた方がいいかもしれません。

 

そうですね。数学的に整理してみますか。

1秒あたりに出す息の量をb、息を出している時間をtとすると、出す息の総量はbtですよね?

腹式呼吸にすることにより、btの値は増えるかもしれませんが、bの値が大きく、かつ、下げることができないため、tはどうしても小さくなってしまいます。bt=一定ですからね。

息を続かせるためには、bを小さくすることが大事そうですが、腹式呼吸はbを小さくできません。だから、腹式呼吸は息が続きにくいんですね。

 

スポーツサッカーで息を長く続かせること…あるのかな?

どちらかというと速い動きを求められるスポーツサッカーであれば、腹式呼吸でもいいのかな。

あーそう考えると、腹式呼吸ってやっぱりスポーツサッカーからの輸入品かもしれませんね。歌カラオケをスポーツサッカーと考えていた証拠ですね。

 

実演。夏夫は50秒ももちませんね。やったこと、あったっけ?なんか10~20秒ぐらいだったかな。

なんか難しいこと書かれているけど、夏夫はたぶんできるようにはなりませんね。

なぜか。身体の中のことなので、やはり見せてもらわないと比較とかできませんし、実際に習ったとしても「できているつもり」になりがちです。だって、実物見えないからね。相手のも、自分のも。BEAMみたいに分かりやすくないんですよ。

音程音符や滑舌てへぺろについても書かれていますが、声を出すときに使う筋肉筋肉をコントロールする訓練をしても、音程音符や滑舌てへぺろは全く改善しませんでした。

間違いですので、騙されないようにしてください。

全部できるようにはなりません

 

腹式呼吸の2~3倍の長さの息が続く。いやー違うと思うけどな。

ただ、BEAMトレーニングダンベルするようになってから長く息が続くようになったのは本当なので、腹式呼吸以外でも息が長く続く方法はあります。

実際に歌カラオケにしろ、楽器ギターにしろ、息継ぎまで何十秒もあるような曲はたぶん無いと思うので、僕みたいに10~20秒続けばいいんじゃないかな。

腹式呼吸と比較するのであれば、1.5倍くらいの長さかな。

 

2番。喉周りの筋肉筋肉のコントロールが難しくなる。

簡単に書くと、腹式呼吸をすれば大雑把になるってことです。

整体にかかる負荷が強制的に上がる上矢印と言ってますが、どうして上がる上矢印のか分かりません。

実際に負荷を計測して負荷が上がって上矢印いる様子をなぜ写さないのか?

ダンスの例え、分かりにくいですね。

そもそも、どうして負荷が上がる上矢印のかが分かってないからかな。これ、説明できる人、います?

 

不自然な動き。そうだよね。

まあ、ボイトレどれもそうなんだけど、不自然な動きするよね?

BEAMトレーニングダンベルも含まれます。普段使わない筋肉筋肉を動かす。もうその時点で不自然な動きですから。

 

ひどい場合、呼吸器官への過剰な負荷が原因となって疾患になる恐れもあります。

Dr.Hはこれで疾患になったんですね。だから腹式呼吸反対だの、腹式呼吸より頭式呼吸だ。だの言っていますね。

 

うーん。これはどうして負荷が上がる上矢印のかが分からないから、間違っているかもしれないけど、疾患になる恐れがあるのであれば、管楽器でもスポーツサッカーでも腹式呼吸しない方がいいのかもしれない。

見えない話なので、本当に呼吸器官へ過剰な負荷がかかっているかが分からないので、間違いかもしれません。ごめんなさい。

 

3番。整体の振動ギザギザの速度についていけない。

これはしらスタも言っていたので省略。

 

これね。8分30秒過ぎ。

喉仏の話だけど、腹式呼吸でも同じことがいえますね。

 

整体の話なので、管楽器やスポーツサッカーは関係ないので、これも省略。

 

4番。整体周りの筋肉のコントロールによって呼吸は自動的に行われる。

これ、一番怪しい。

というか、宣伝では?

…って思ったけど、呼吸は勝手に行われるのは正しいですね。

となると、別に整体周りの筋肉筋肉のコントロールなんてあってもなくても呼吸は自動的に行われます。

だから別に腹式呼吸なんていらなくね?というごく単純な話でした。

管楽器やスポーツサッカーの話であっても同じです。

 

5番の精神世界は別の動画カメラで熱く語るようです。

ということで、腹式呼吸は歌に不向きだという主張でした。

結局、精神的なもの。という結論(?)になってますね。

Dr.Hはヨガからスタートしたって言っているけど、そんな話になりそうです。

つまり、クラシックの立場からしても、腹式呼吸はテクニックにすらならず、精神的なものなのだと。

あれかな。不安とか、あがり症とかの解消かな?