今日は理論。
けいたんがこんな動画をあげていました。
身体をひねるだけで高い
音が出るという画期的なもの。ということで試してみたのですが…
音がブレ
る
それもそのはず。これって
これの延長(応用?)にあるから。
相槌を打つだけでビブラートが出る→相槌を打つだけで声が振動
する
なので、身体を大きく動かすと声が振動してしまうんですね。
そこでこの動画です。お久
しらいしさん間違ったこと言っているけど、理論自体は間違ってないから。
歌は上手くならないけど、高音
の出し方とかを解析するヒント
になる。地味に重要な動画
です。
で、この動画でも分かるように、音程
ってちょっとした身体の動きですぐ変わってしまうような繊細なものなんですよ。
と書くと、この動画の後半でしらいしさんがQA方式で答えている内容と違うように思われるかもしれないが、あれは細かい動きができなくなるという話であり、音程
がすぐブレる
という話じゃない。まぎらわしい
逆に音程がブレ
ている状態からだと大きな動きしないと戻らないから、結局細かい動きができず、しらいしさんと言っていることが同じになります。
そういうことなので、身体を大きくひねっていくら高音が出るとはいっても、実際にその方法で出すと音程
がブレ
てしまいます。実際に採点
モードでこの方法使って歌って
みるとオートビブラート
がかかりました。けいたんの声もよく聞いてみるとビブラート
っぽいものがかかってますよね?
なのであまり使えない方法かなとは思います。
喉に負担をかけないために身体で声を支える。良いことのように思えますが、しらいしさんが上の動画で言っているように、お腹で音程
をコントロールしようとしても速いフレーズにはついていけませんし、息に勢いをつけると、安定性
が下がり
ますし、変なところで息継ぎをするとかになってしまうので、結局は喉メインなんですね。
そもそも声は喉(口)からしか出ませんからね。風邪とかでない限り、喉声で当たり前です。お腹でどうこうなんて絶対無理な話です。
ただ、これまでこのブログで散々書いているように、力の入れすぎが悪いだけで、喉声自体は悪くないと僕は思っています。そうじゃなきゃ歌にならない
じゃあ、どうしたら力って抜けるのか?というと、それが難しい話になるわけで。
さらに、力を抜いた状態で高音
ってどうやって出すの?というと、それも難しいわけで。
裏声が出せるようになって、さらにミックスボイスが安定するようになれば理論的には出るんだけど、裏声とかミックスボイスが難しいわけで。
ここのQ16で書いたけど、僕なんて地声の音域1オクターブぐらいですからね。そこに裏声の音域1オクターブぐらいを足して2オクターブになり、色々な歌が歌えるようになっている状態ですから。ただ、ミックスボイスが不安定なので地声と裏声の境目あたりが不安定なんですけどね。(特にこの境目あたりを階段状に動く音程
)
ここ解消すれば、レ#より高い音なんてそんなに出てきませんから、十分なわけです。どうしても出したければ、あとは裏声鍛えるだけです。最近は裏声鍛えたのでミまで出るようになったかな?
けいたんも地声で身体ひねってますよね?その音程であれば、裏声鍛えてミックスボイスを安定させればいいので、やはりこの方法は使えないかと。
それでもまあ、完全にダメな方法というわけではなく、しらいしさんも言っているように、歌
に表現
をつける時だとか、瞬発的に出したい時に使えるかな。あくまでお腹は補助というか。
あ、ちなみに、この方法で夏夫ハチさんは高音うまく出なかったのでは?と思った人もいるかと思いますが、違います。ちゃんと出ました。出ましたけど、ブレブレ
だったんですよ。
この方法でも高音が出ることを確認済みで、この記事を書いています。