ようやく東京でも開花宣言が出されて、先日行った都市農業公園（東京都足立区）でも桜の花がチラホラ咲き始めていました。足踏みしていた春が、いよいよ身近にやってきたという印象です。
満開への準備はもう万端といった感じです。
これはスナップエンドウの花です。
これは絹さやの花。
都市農業公園はチューリップ畑でも有名ですが、まだ黄色のチューリップが中心に咲いているだけでした。4月半ばになるとそのほかの色のチューリップも咲き始めて、絢爛豪華という雰囲気になります。
ネモフィラの花もそろそろ満開です。
この花を見ると、『葬送のフリーレン』に登場する蒼月草の物語を思い出します。
もう『葬送のフリーレン』のアニメは終わってしまいましたが、「人の心を知る旅路」という1000年以上の寿命を持つエルフの魔法使いフリーレンの姿には心魅かれるものがありました。
蒼月草を懸命に探し求めるフリーレンに、フェルンは魔法を集める理由を問いかけますが、「ヒンメルが私の集めた魔法を褒めてくれた」という小さいながらも大きな理由がそこにはあったようです。
作中には、「赤リンゴを青リンゴに変える魔法」、「服が透けて見える魔法」など、しょうもない魔法もたくさん集めていたフリーレンでしたが、元をたどればそこにはヒンメルの影響が色濃くあったということなのでしょう。
フリーレンが「花畑を出す魔法」で満開のネモフィラ インシグニスブルーを見せてくれる季節が今、ようやく始まりました。
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