ひとりで、ふらっと立ち寄った飲食店の話を描く、「リアル孤独のグルメ」シリーズの第19回目です。これまでの記事は、こちら下矢印

 

 
さて今回は、奥さんとふたりの飲食店訪問なので正確に言うと、「リアルふたりのグルメ」となります。でも映画で言えば、スピンオフ作品のような形なので、「リアル孤独のグルメ」シリーズの範疇に含めようと思っています。
 
(この記事は昨年12月1日に掲載した店舗ですが「リアル孤独のグルメ」として再構成したものです)
 
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昨年のことだが、奥さんが銀座のクリニックで骨盤内がんドックMRIを受け、ガンなどの異常はなかったものの子宮筋腫が肥大しているとの診断で、市内の総合病院で診察を受けるための紹介状を書いてもらうことになった。
 
その紹介状を受け取った帰りに昼メシにしようとなった。検索をすることもなく散歩がてら歩いていると、うってつけのお店が見つかった。うってつけというのは、奥さんが大好きな担々麺のお店を発見したということ。
 
それは、こんな看板。
‟175°DENO担担麺”
 
 
 
もはや、この店頭の雰囲気だけで即入店が決定。どうやら北海道に本店がある担担麵の専門店のようだ。中華料理店に行ったら、ほぼ担担麺か麻婆豆腐しか頼まない奥さんなので、こんな看板を見たら足はおのずと入口に向かっていた。
 
 
店舗は地下にある。入ってすぐに券売機があり、使えるのは現金のみ。店内はかなり狭い印象だが、カウンターのほかテーブル席もあった。
 
 
白ごま汁あり担担麵。
 
 
黒ごま汁あり担担麺。どちらの担担麺にも干しエビ、カシューナッツ、花椒粉末、味付けひき肉、水菜が乗っていた。
 
 
プラス330円で奥さんは水餃子をセット。わたしはひき肉温玉ごはんを付けた。
 
辛さと痺れの希望が指定できるのだが、わたしも奥さんも標準レベルにした。それでもけっこう辛いし、花椒の痺れ感が市販の花椒のレベルじゃない強烈なもの。あの痺れは普通じゃないインパクトがあった。でも、それがいい! 

水餃子の皮のもっちり加減は、これまで食べたことがないくらいモッチモチ。餡の作りも言うことなし。ひき肉温玉ごはんは、最初そのまま食べたが、担担麺を食べ終わったらスープを入れて混ぜて食べてみた。これがまた最高。 

担担麺は、どちらも「おいしい」以外の評価ができないほどの完成度。
食べログ3.56の評価も十分に納得できる。
 
 
テーブルには自家製ラー油が置かれている。かなり辛いの?と思ったが、強烈な辛味はなく香ばしさと香り、味の深みがあって、これは絶対に使ったほうがいいと感じた。このラー油の作り方が書いてあった。 

「薬膳資格を持つDENOが、四川省などで買い付けた数十種の薬膳香辛料を調合し3時間かけじっくり香りを油に移し、175℃になったら数種類の辣椒粉と合わせ攪拌、一週間寝かせます」 

「175°DENO担担麺 GINZa」は、あの川口市にあった担担麺の名店で、すでに閉店してしまった「四川担々麺荘 彩たまや」のおいしさを彷彿とさせる名品の担担麺が食べられる店。これは、リピート確実に、ありだッ!

 

 

 

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