このところエキストラ募集メールに申し込んでもバラシになってしまうことが多くて、なかなか参加できません。

ということで、今回も過去のエキストラ体験からの記事になりますが、ほとんど記録が残っていないものが多く、箇条書き的になってしまいますが、ご勘弁を!

 

■2005年7月26日:『セ・ラ・ビ』プロモーションビデオ

 

観月ありささんのシングルのプロモーションビデオの撮影でした。

朝の6時過ぎに有楽町集合。有楽町は比較的近い場所ですが、6時集合となると4時起きで頑張る必要がありました。映画館の観客役で、おそらくほとんど映らなかったはずで、拍手だけの参加という感じになりました。

観月ありささんは、『ナースのお仕事』そのままのキャラという雰囲気の方でした。

 

■2005年8月14日:『ドクター小石の事件カルテ・検死』

(金曜エンタテイメント/フジテレビ)

 

午後1時過ぎの集合で3時間ほどの撮影時間でした。

横浜市営地下鉄ブルーラインのセンター南駅集合なので、自宅から2時間近くかかり、交通費も千円近く。あのころは、ずいぶんとがんばって参加していたようです。

 

橋爪功さん主演です。昭和大学医学部の横浜病院で撮影。わたしは次期教授選に集まった大学病院の医師役でした。橋爪さんのすぐ後ろで会話をする医師として、けっこう前面に出るシーンもありました。教授選のシーンでもかなり映っていましたが、残念ながら当時の写真は見つかりませんでした。

 

8月の撮影だったのですが、外でずっと待っている時間が長く、炎天下ではないにしても暑さに辟易した記憶が残っています。真夏のエキストラ参加は扇子必須です。

 

■2005年10月15日:『ウルトラマン・マックス』(TBS)

 

 

朝9時に六本木のアマンド前に集合。集合後、ロケバスに乗って晴海ふ頭まで移動しました。晴海ふ頭といえば、離婚した元奥さんと何度かデートで行った想い出の場所。晴海ふ頭の晴海客船ターミナルは2022年2月で閉鎖されてしまいました。

 

この日のロケは、地球防衛軍の宇宙生物学の研究員役。白衣を着て、伊達メガネをかけて連行される怪獣のうしろを歩きました。

 

このロケで感動した出来事がありました。それは、幼いころテレビで見ていた桜井浩子さんとご一緒できたからです。桜井さんといえば、『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員役。けっこう好きなタイプでしたっけ。

 

共演の女優さんが来たときに、どこかで見たことがあるお顔だなぁ、と最初は思いましたが、すぐに「あ!あの、ウルトラマンの桜井浩子さん!」と気づきました。『ウルトラマン・マックス』では桜井さんはヨシナガ教授役でした。
 

帰りのロケバスでは、わたしが座った席の通路一本はさんだ隣に桜井浩子さんと河相我聞さんが座っていて、河相さんが、「仕事がある24時間前から、酒飲まないんですよ」と話していたのが印象に残っています。自分にはそれ、無理だなぁと思いながら聞いていたことを思い出します(笑)

 

 

以下は、ほとんど記録が残っていないエキストラ経験です。

 

『左目探偵EYE』(日本テレビ)

 

山田涼介さんが主演で、横山裕さん、石原さとみさんも出演しています。

集合時間など忘れましたが、2010年1月の撮影は深夜にまで及び、終電ギリギリになり間に合わなくなりそうな人から順次帰るという撮影でした。

 

 

写真のような結婚披露宴のシーンがあり、普通に料理も出されていて食べてもいいという撮影でした。とはいえ、撮影は1回では終わらないので、最初から勢いよく食べてしまうとそのあとの料理がなくなってしまうため、加減しながらの飲食でした。

 

あのころの山田涼介さんはまだ演技になれていないのか、監督からもっと大きな声で、もっとはっきりと、という言葉をかけられていました。横山裕さんは警察官の衣装に着替えながら、自分のセリフを何度も繰り返して練習していました。

石原さとみさんは、普段でも役柄通りの元気いっぱいの女の子という方でした。

 

『渡る世間は鬼ばかり』(TBS)

 

 

上の写真の建築作業員がわたしです。2010年の撮影でした。

『渡る世間は鬼ばかり』は、このほかにも参加しましたが、そのときはスタジオ内での撮影で、脚本の橋田壽賀子さんが現場にいらっしゃって、「先生がお見えになりました!」というADさんの大声が現場に響き渡って、全員が拍手でお出迎えしたという思い出があります。

 

サラリーマン金太郎(テレビ朝日)

 

この作品には何度か出演しています。川崎市役所での撮影が多かったような。

 

 

この写真のロケでは、渋谷に集合でロケバスで山梨県の大月市に連れていかれました。真冬でもドラマの設定は春。コートやジャンパーは脱いでの撮影でした。

ADさんからは、「死者が出そうなくらいの寒さですけど、がんばりましょう!」という不吉な言葉もありました(笑)。撮影場所に向かうと、風もけっこうあって、周囲は雪に埋もれていて、ほんとに寒さに震えながらのロケになりました。

 

 

この写真は、川崎市役所での撮影で、玄関で森本レオさんと挨拶を交わすシーン。

エキストラはわたしひとりだったので、玄関前の歩道の通行人を一時止めて撮影したのですが、何度も失敗したらマズいよな、と少し緊張した撮影になりました。

 

森本レオさんとは、トイレでもいっしょになりトイレの入り口で、あのおっとりした声で、「この扉、どっちに開けるのかな、あ、こっちか」と、わたしといっしょに少しわかりにくいトイレの入り口を入りました。

 

 

この日は、女優の青山倫子さんもいて、なぜか何度もチラ見されている気がして青山さんのほうを見ると、何度も目があって、そりゃもうドキドキの一日でした(笑)

ほんとに美しい女性でした。

 

松本清張ドラマスペシャル『霧の旗』(日本テレビ)

 

これも集合時間、場所など記憶に残っていません。

ただ鮮明に覚えているのは、相武紗季さんのいい匂い!

下の写真の左側の男がわたしです。

 

 

ホステス役の相武紗季さんが、わたしの隣に座って、「よろしくお願いします」と言われ撮影が始まりました。撮影の前には、相武さんと口パクの内容も話し合いました。そして、パソコンの話をしている雰囲気でということに決まり、口パクで相武紗季さんと向かい合い、相武さんが振り向くというワンシーンだけでした。

 

その後、「ありがとうございました」と、丁寧にあいさつしていただき、その日の撮影は終わりました。こんな美しい女優さんと目の前でごいっしょできるというのも、エキストラの醍醐味です。

 

『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』(フジテレビ)

 

このドラマにもエキストラ出演したことがありました。このときは警備員役で館内を警備している途中で、電球を交換している作業員から電球が落ちて、それに驚いて振り向き、「大丈夫ですか?」と声をかけるシーンまで撮りました。

 

廊下を歩くシーンやセリフもあって、エキストラは完全にわたしひとりだけ。このとき初めて胸元にピンマイクをつけて、小さな箱のような機械を腰につけてセリフ録りも経験しました。

 

振り向くシーンで、1回目はわたしの演技が過剰だったらしく、大げさすぎるからもっと自然に!と指摘されて、2回目は驚いて振り向くのではなく、普通に振り向くだけにして、「大丈夫ですか?」と駆け寄って声をかけてOKになりました。

 

このドラマではエキストラというより、ひとりの役者のような映り方だったので、娘たちも大喜びで、いまだに覚えていてくれます。

 

ほかにも、『妖怪人間ベム』(日本テレビ)にも出ていた記録が残っていますが、これについての記憶はほとんどなく、現場にいたのが亀梨和也さんだったのか、杏さんだったのか、それも覚えていません。2011年の撮影です。

 

***************************************

 

Amazonで電子書籍を出版しました。

『転職したのは芸能界/還暦男のエキストラ奮闘記』←リンクあります!

 

 

 メルカリで、いろいろな写真を販売中 右矢印 夏夫’s Photo

 

    Instagramは、こちら 右矢印 @fumipapa0729

 

 ストックフォトのご購入は、PIXTAまで 右矢印 写真素材 PIXTA