「死者の集会」

 

 

ふと思ったんですけど…

いつごろからなんだろうと思うことがあります。

かれこれ、この10年くらいなのかもしれないと感じてはいます。

それは、急がなくなった自分がいるという現実。

 

まだ30代、40代のころの子育ての時期、社員として、がむしゃらに働いていたころは、なんだかいつも急いで暮らしていたような記憶があります。

朝は、自宅を出る30分前くらいまでギリギリ寝ていて、超スピードでシャワーを浴びて身支度して、卵かけご飯を掻っ込んで、前夜に飲んだ酒の余韻が残った頭で通勤して、ギリギリ10分前に会社に到着。そんな生活だったかもしれません。

 

ところが、このところ朝は、家を出る2時間近く前に起きて、何事もゆっくりと余裕を持って準備する習慣に変わっています。ずいぶんと変わった自分に驚いています。

 

しかし、それが歳を重ねるということなのでしょうか。

もはや、がむしゃらに全力で前に進むような姿勢とは縁遠い自分がいます。

若いみなさんは、遮二無二に頑張ってくださいよと、一歩引いて眺めている自分がいます。それでいいんでしょう、きっと。でも、少しばかり寂しいかな。

 

でも、もう、急ぎません。

残された時間を、精一杯楽しむために、急がなくなった自分が必要なので。

 

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